わたしが所属している宗教では心霊現象を否定しません。
遭遇した時にどうすべきかも教わっていますが、手法があまりにシンプルなため真似る人はほとんどいません。こんな時、人というものは儀式めいたことが好きなんだなとつくづく思います。そっちのがよっぽど宗教くさくて、わたしは好きじゃないですけどね。
不思議なもので、信者さんの中には心霊現象をやたら否定する人もいます。モラハラ夫もそのひとり。「そんなことあるわけない!勘違いだ!」と目を見開いてムキになるあたり、教えを何も分かってないんだなと呆れてしまいます。
なもんで、事前の手がかりを無視するケースもよくある話。
ある信者さんがスポーツの試合で優勝したとき、チームメンバーが彼を胴上げして撮った写真を見せてもらいました。数人の男性が彼を担いでいるのですが、その中に誰の手なのか分からないものが。何度見ても手の数と人の数が合わないのです。持ち主不明のその手は赤みを帯びた土気色で、まるで人種が違うかのよう。
何となく不思議に思って指摘しましたが、「気のせいでしょ」と誰も真剣に聞いてくれませんでした。
その数ヶ月後。写真に写っていたメンバーのひとりのギャンブル癖が明るみになり、チームから除名されたと聞きました。チーム内の他のメンバーはうちの宗教と無関係な方々ばかり。メンバーだった信者さんは「もしかしたらあの写真、警告のメッセージだったのかなぁ」とポツリ。自分がいち早く気づいてチームの様子に気を配っていれば大ごとになる前に解決できたかもしれない、と。
今さらどうすることもできませんが、違和感を感じたら見過ごすべきではないと感じた出来事です。少なくとも、真っ向から否定するのはやめた方がいいかも。
不思議な現象を見ても怖がる必要はありませんし、まずはいったん冷静に受け止められたらいいですね。