年を重ねても魅力的な方がいます。実生活でも、ネット上でも。
40代に差し掛かったあたりから、「こんな50代になりたい」「こんな60代になりたい」「こんな70代になりたい」と、憧れの人を里程標のように自分の中に置くようになりました。
たとえば50代だったら石田ゆり子さん。あんな風に、飾らずナチュラルな50代になりたいなと。
着ている物はわりとメンズライクでシンプルなデザイン、色もアースカラーが多いですが、表情や身のこなし、しぐさから漂う女らしさで上手にバランスを取り、あの魅力を出しているのかなと。
そんな感じで、60代なら黒木瞳さん、70代なら吉永小百合さんと、夢を大きく持っているわたしです。言うだけならタダですからね。
そしてふと、憧れの人たちの共通点が「女らしさ」であることに気づきました。
女性であることに誇りを持っているとでも言いましょうか。
中には女らしさを捨てることが人生の勲章であるかのように振る舞う人もいます。
髪は白髪と黒髪が入り混じってボサボサ、服も手入れのされていない物を何年も着続ける、そして定量オーバーの飲酒とタバコが大好き…。
それがその方の目指す姿であるなら何も言いませんが、わたしの好みではないかな。
外見のみならず、もちろん内面も磨いていきたい所存です。
人はどうしても保守的になり、今ある居場所をコンフォートゾーンにして外へ出ていくことに抵抗を感じてしまう生き物のようです。
たしかに、住み慣れた環境が心地いいのは分かります。心地よくはなくても、慣れてしまうと生活しやすくなったりもします。
ですが、どうもそれでは老害への道まっしぐらになる危険があるようなのです。
何歳からでも変われるというのは、コンフォートゾーンを自分で脱して新しい分野へと踏み出すから。
行動する力が若さをもたらすんですね。
そして、行動の原動力になるのは好奇心。これはわかる気がする。
わたしはかなり好奇心が強い方で、自分の知らない世界というものにものすごく興味があります。
以前にお仕事の関係で出会った方は、その昔に合法ハーブとやらを作って売っていたそうで、まあそういう組織の方々との関りが深かったようです。わたしはそれまで反社と関係のある方にお会いしたことがなかったので、つい色々と質問してしまいました。
合法ハーブは田舎の意外な場所で売れていたり、地方自治体となんとなくふんわりした繋がりがあったり、今狙っている土地は〇〇だ、みたいなことを教えてくれました。
知ったところでどうしようもないんですが、見知らぬ世界を垣間見れたようですごく楽しかったです。
おばけが見える方のお話もかなり興味深くて、つい聞き入ってしまいます。
わたしは自分で信仰しているものがあるわりに霊感はゼロで、何も見えないし聞こえないし感じ取ることもありません。ただ、その方々が見えているのならそれが真実なのだろうと思うので、否定はしません。
そんなこちらの姿勢が伝わるのか、見えるエピソードを具体的に教えて下さる方が多いのです。本当に生身の人間同様に見えてしまうため、思わず声をかけてしまうくらいリアルなんだそうです。うーん知らなかった。
合法ハーブにしろおばけにしろ、どこにでもあるエピソードではないため、「これ話すと引かれるかな」という気持ちはどこかにあるのかもしれません。でもわたしはそんなこと全然思わないし、むしろきちんと受け止めて尊重しながら話を聞きたいのです。
自分の知らないところでこんな風に時を過ごしている人がいる、というのが実に興味深い。
そして、自分は世界のことを何も知らないんだな、とも思いますし、出来る限り世界を知り続けたいな、とも思います。
ひとりひとりとじっくり向き合うと、「ふつう」というのが一体なんなのか分からなくなります。
むしろ、「ふつう」に生きている人の方が少ないんじゃないかとさえ思えてきます。
少なくとも、日本の「ふつう」が全世界に通じるわけではない。
そんなあやふやな「ふつう」という基準にしがみつこうと躍起になっても、どんどんつまらない老人になるだけなんじゃないかな。
若い人たちの流行の中にも素敵なものはいっぱいあって、それを真っ向から否定してしまうのはつまらないと思います。
なので、面白いアニメがあれば今でも見てみたいんですが、なかなか時間が取れないのがもどかしいところですね。
しっかり最後まで見たアニメは涼宮ハルヒが最後かもしれない…。進撃の巨人もSeason2くらいで止まっています。今密かに気になっているのはオッドタクシー。どこかで配信してるかな?
音楽も、最近の邦楽はオシャレなものが多くて楽しいです。特に好きなのはキングヌー。ああやってサンプリングで曲を作るってどうやるんだろう。ピアノしかやってこなかったのが悔やまれます。編曲も勉強すればよかった…!
書いてみると、自分がいかに素晴らしいものに囲まれて暮らしているか改めてよくわかります。これで「毎日がつまらない」なんて言っていたら、本当につまらない老人になってしまいそう。気を付けて、日々感謝です。
感謝日記
仕事のオファーをもらえた
海外の友人から連絡が来た
新しいコーヒー豆がおいしかった