梅毒の感染が広がっているというニュースをよく目にするようになりました。
大学の研究室に勤務している友人が教えてくれたのですが、20代女性と50代男性が急に増加しているそうです。
研究機関とはすごいもので、ちゃんと感染したおおよその日付まで分かるんだそうです。
「データ見たらね、パパ活ってのが分かるのよ。」
実際にパパ活を目にしたことがなくてもデータが事実を物語る。なんだかすごい話です。
「乱交パーティーやってる場所も、日付も、集まってる性別や年代もちゃんとデータで出るのよね。だからこっちとしては、本当は事前に出向いてパーティーを中止して感染を食い止めたいの。でもそれ自体に違法性はないから、結局どうしようもないんだけど。」
確かにそうかもしれないけど。でも楽しいはずのパーティーで感染してしまったら、嫌な思い出しか残らない。
「じゃあさ、パーティーに参加した人はそれを言わないわけ?」
「言わないんじゃない?恥ずかしいから。」
「じゃあ、何も知らない人がまたそこへ行って感染するわけだ。」
「そうそう。しかも参加者は地方からも結構来るの。情報が行き渡らないのも当然ね。で、パーティーで感染して地元に戻り、さらにそこで広がるってわけ。」
いや、怖くないですか?一夜限りで盛り上がってる面々の中に、自分が梅毒に感染してることを隠して参加している人がいるって。会場内の誰も信用できない。でも身体は重ねる。
究極の刹那だな…。
「この一瞬だけ楽しめれば明日のことはどうなっても構わない」くらいの覚悟とリスクがなきゃ乱交パーティーには参加できません。特攻隊みたいなメンタルの猛者が集まっているんでしょうか。
現場を訪れたことがないにも関わらず、参加者より実態を把握している研究者達というのも、なんだかシニカル。
自分には縁遠い話だと思っていましたが、いつか用心しなければならないほど身近になってしまうのでしょうか。恐ろしい話です。
感謝日記
髪を切ってスッキリ
ウォーキングできて爽快
店員さんの丁寧な応対に癒された