30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

言い訳を止めて良かったこと

仕事のミスを指摘されました。痛いところを突かれました。

取り返しのつかないような大きなミスではなかったので、「今度から気をつけましょう」で片付いたのですが、やっぱり気分は晴れませんね。

 

少し前から仕事で言い訳するのを止めました。

きっかけは覚えていないけれど、たぶんDaiGoさんの動画だと思います。ミスはちゃんと受け止めた方が自分の成長になるし、誠実性が上がって社内の評価も上がるとか、そんな内容だったかな。

 

ちょうどその頃、一時的に我が家に滞在していた姑が言い訳三昧の日々を送っており、その様子があまりに醜くて「絶対こんな年の取り方したくない」と固く心に誓ったのも要因のひとつ。

 

そうは言っても、自分は潔白なのに責められるとやっぱり言い訳したくなるもの。当然ですよね。

 

一時期、短期で営業のお仕事をしていた時のこと。ショッピングモールで幼児向け学習教材の紹介をするという内容だったのですが、わたしと組む先輩が事あるごとに批判するタイプの人で困ったことがあります。

「そういう話し方はしないで下さい。」

「そのトークは法律違反になる可能性がありますから止めてください。」

すでに上司に確認済みで法律に触れるような文言は使っていないのは明らかでしたが、ここで揉めてもラチがあかないので一旦受け入れることにしました。そして反撃開始。

「はい、分かりました。では今後お客様から似た質問をされたらどう答えたら良いですか?」

「そういうことじゃないんです。さっきの会話の内容がダメだと言っているんです。」

「はい、ですから同じ過ちを繰り返さないために、今後どのようにお答えしたら良いのか伺っています。」

先輩はしばし沈黙。

これでハッキリしました。わたしの改善を望んでいるのではなく、ただケチつけたかっただけ。だから解決策がすぐに出てこないのです。

「…じゃあ、〇〇って言えばいいんじゃないですか?」

「分かりました、そうします。地区担当マネージャーにも、先輩の提案でこう答えていますとお伝えしておきますね。」

「そんなことは言わなくていいです!もういいです!好きにしてください!」

 

それから先輩にケチつけられることは無くなりました。

この方分かってたんでしょうね。自分がトーク内容を指示する立場にないことや、上司に知られていいほど自分のトークに責任を持てないことを。

 

言い訳せず真摯に受け止めようと心構えをすると、相手の動機や矛盾が見えてくることを学べた出来事でした。

そうこうするうち、変ないちゃもんつけてくる人が周囲から減っていきました。

今の職場は向上を図ってアドバイスをくれる人ばかり。言い訳するのは逆に損というものです。

 

確かに注意された時は陰で文句のひとつも言いたくなりますが、試しにやってみても気分は晴れませんでした。そんなことで発散するより、悔しさや恥ずかしさをバネにしてミスを減らす方がずっと生産性が上がるし幸福度も高い。

 

この年でやっと気づけました。遅いかもしれないけれど、一生気付かず過ごすよりはマシだと思います。

 

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