とあるYouTuberさんが動画でしきりに
「収入の柱は3本あるといい!」と力説していました。
よく聞きますよね。わたしもこれを初めて耳にしたのは、もう軽く20年ほど前だった気がします。
と言っても、当時は3本ではなく2本でしたけど。
知人が本業として勤めている会社は、経営不振でいつダメになってもおかしくない状況でした。
先を案じた知人は、早朝の新聞配達を副業として始めます。副業OKの会社だったんですね。
案の定、その会社は倒産してしまいましたが、副業のおかげで知人とその家族は路頭に迷うこともなく、慎ましい生活を送りながら次の就職先が決まるまで食い繋ぐことが出来たそうです。
一方、誰もが羨む大手金融業で働いていた知人。
家を新築し奥様は専業主婦。子どもは英語教育に高い評価のある私立で修学旅行はベトナム。
悠々自適に思えた彼らのライフスタイルは、まさかの会社倒産のニュースと共にガラッと一変してしまいました。
奥さんはスーパーのお惣菜コーナーでパートを始めたものの、久しぶりの社会復帰に戸惑いもあり、「なんで私がこんなこと」とよく呟いていました。
「こんな姿は恥ずかしくて見せられない」と友人付き合いも疎遠になり、数年後に離婚したと風の噂で聞きました。
そんな話を聞きながら、「収入の柱がもう1本あれば家族の行く末は違っていたのだろうか」なんて考えてしなったわたし。分かりませんけどね。
我が家は現在、夫が1本、わたしが2本。できればわたしだけで3本にしたいところです。
ですが、一方で「二兎を追うものは一兎をも得ず」などという格言もありますから油断はできません。
本業と副業の両方でゴリゴリに稼ぐのではなく、割合を7:3などにして力の入れ具合を加減するのが良いそうです。
今のわたしの副業はまだペースが安定しておらず、1ヶ月の仕事量がまちまち。だからこそ副業という立ち位置でちょうど良いなと思っているのですが、中にはこれを本業にしてしまい、「今月の仕事量じゃ支払いが厳しい」と猛烈なストレスを抱えている人もいるのだとか。
うーん、バランスの取り方ってほんと難しい。
そんなわけで、正しい副業の在り方というのも只今勉強中。
何事も一朝一夕にはいかないのですね。
感謝日記
家の大掃除ができた
冷蔵庫の整理もできた
欲しかった掃除用具を買えてハッピー