30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

夫に毒母の話をしたが信じてもらえなかった。

夫はわたしの母親が毒親であると気付いていません。

 

それは毒母が巧妙に態度を変化させているからであり、さらに言えば夫自身が毒親の存在を否定しているから。

おそらく世の多くの旦那さんも同様だと思うのですが、ごく普通の一般家庭で育った彼としては

「こんな過激な発言をするなんてよっぽど嫌なことがあったに違いない。人間はふつうこんなことを言わない。人間誰しも失言はあるのだから許さなくては。」

という認識で完結してしまいます。

また、一家の大黒柱であるからには妻の言うことを鵜呑みにするなんてプライドが許さないのです。

筋も道理もすっ飛ばし、まずは「いや、それは違う」と妻を否定することで威厳を保つのが夫のやり方。

彼もまたどこかに複雑なものを抱えているのかもしれませんが。

 

とは言え、どうしても毒親の実情を語らなければならないタイミングがあるわけで、数日前がちょうどそれでした。

毒母の話題になるだけで頭が痛くなり吐き気を催します。それを見て「ハハっそんなことあるわけないでしょ、気のせい気のせい。」と一笑に伏す夫。

それでも話を続けます。正直、もう夫の反応などいちいち気にしてられません。

事実は事実としてありのままを伝えましたが、それでも「親は大切にしなければならない。親の要望には応えなくてはならない。」と、夫の考えは変わりませんでした。

 

どうなるんでしょうね。わかりません。とりあえず、人事を尽くして天命を待つしかない。

理解してもらう努力も気力も残ってません。ただ、今はわたしにできる精一杯をしたという自負はあります。

神様がいたらどうにかしてくれるのかしら。でもこれでどうにかなるのなら、世の中の毒親持ちはここまで苦しんでいないでしょう。

結局のところ、世間はマジョリティを正にしておいたほうが楽なんだろうなと思います。

醜いものは見なかったことにした方が都合が良い。

 

ただ、それも油断すると足元をすくわれる気がする。

弱い者がいつまでも弱いままとは限りませんのでね。

 

感謝日記

友人がドライブへ連れて行ってくれた。

メールでお役立ち情報が届いた。

心地良いお天気だった。