ワンちゃんの動画で、胸にくるものがありました。
「人間にとっての1日は、僕たちにとって1週間。」
人間より寿命が短いワンちゃんたちは、時の流れ方が人間とは違う。
だから、人間が仕事に出掛けて丸一日留守にするとまるで1週間ひとりぼっちにされていたように感じる。
頭では分かっていたつもりだったけど、改めてそう言われると色々込み上げてくるなぁ。
そして思います。人間より長く生きる生き物や木々にとっては、人間の1週間が1日に、場合によっては人間の1年が1日になるんじゃないか。
神さまを信じる宗教では、神さまの時間軸について学びます。ちょうどこの動画と似た感じで、人間にとっての100年は神さまにとって1日といった内容です。
わたしは今までその教えがピンと来なかったけれど、ワンちゃんくらい身近なものに置き換えられるとストンと納得できます。
ワンちゃんは飼い主と今すぐ散歩に行きたいし、今すぐ撫でてもらいたい。けれど飼い主は仕事に行かなきゃいけない。
「帰ったら遊ぼうね」と約束しても、ワンちゃんにとってそれは1週間後になるわけですから、そりゃあ待ち遠しい。途中で「本当に帰ってくるのかな」と不安になることだってあるでしょう。
近所のワンちゃんがお散歩している様子を窓から眺めて羨ましくなったり、ピンポンを鳴らす配達業者にビクビクしたり、願いが叶うまで試練の連続です。
そして、孤独に耐えきれずドアの隙間から逃げ出してやろうかと思ったその時にやっと飼い主が帰ってきて、待ってて良かったと尻尾をブンブン振って大喜びするわけです。
もちろん私たちは犬ではありませんからただジーっと待つだけではダメなのですけど、でもせっかちすぎるのもきっと良くない。
たまには神さまの時間軸で物事を俯瞰するのも大事なのかなぁと、動画を見て考えさせられました。
感謝日記
目標歩数達成
挑戦してみたいレシピを発見
NGOの貴重な話を聞けて感謝