30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

人を頼れと言うけれど

フランスで暮らす杏さんが、人に頼って子育てをしているという話をしていました。シッターさんが子供の送迎をしてくれるとかそういう話で、日本のお母さんももっと人を頼った方がいい、と。

 

確かにそれはそうなんだけど、でもお金がどうしてもかかるわけで。

我が家に子どもはいませんが、それでも便利な家電で家事を楽にしたり、料理をサボって外食を続けるとそれなりの出費が嵩みます。ずっと続けられる経済状況ではありません。

日本のお母さんが人に頼れないのは、そういう事情もあるんじゃないかなぁ。

 

友人の家庭は、ハタから見れば夫婦共働きでお金の不安はなさそうに見えます。ご主人は建設業で自分の会社を持ち売り上げも上々。子どもは一人娘で、兄弟がいないからと犬や猫を飼っています。

でも蓋を開ければ旦那には愛人がいるしそっちに貢いでて奥さんにはあまりお金をあげない。

奥さんは離婚したい気持ちもあるけど、色々な事情で今すぐ別れることはできない。

 

何も知らない周囲の人たちは簡単に別れろとか話し合えとか言うけれど、それができるならとっくにやってるんですよね。

現時点ではどうすることもできず、奥さんは必死に働いて子どもの塾代を稼いでます。自分の家事を楽にするために回すお金の余裕はありません。

 

どこかで立ち止まってシフトチェンジする必要がありそうだけど、それは周囲がどうこうできる問題じゃないし、見守るしかないかなと思います。

 

それでも、杏さんのように発信してくれる方がいるのはありがたいですよね。

それができる環境にあっても気づかない人だっているだろうし。

できる人がシッターさんや家事代行をどんどん頼れば、所得が低い人でも手が届く料金で利用できるようになるかもしれません。

 

変化には時間がかかります。少しずつ少しずつ、住みやすい社会になってほしいものです。

 

感謝日記

ぐっすり眠れた

溜まっていた洗濯物を一気に片付けた

久々に会った友人と懐かしい話ができた