30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

毒親から解毒できていない友人

今回の小旅行は、古い友人に久々に会うのがメインの目的でした。

LINEはわりとよくするけれど、直に会ったのは5年ぶりくらい?

互いに毒親持ちということで共感し合い仲良くなったのだけど、どうやらわたしの方がひと足先に解毒してしまったようで、会話の端々に違和感を感じてしまいました。

 

違和感は2、3年ほど前からLINEを通じて伝わってきていたものの、やはり文字ということもありハッキリ掴めない部分はありました。

でも今回直接会って確信。彼女はまだ毒親に囚われている。

いや、囚われている自覚はあるのだろうけど、たぶんそれ以上に支配されているんじゃないかな。

 

親への怒りと恐怖を感じつつも、精神的に線引きができていない。もしかすると離れられないと思い込んでいるのかもしれない。

鎖は断ち切れないものと勝手に信じてしまっているような。そして、断ち切ることを恐れているような。

口調はとてもキツくて正論なんだけど、どこかに自信の無さが見えました。言い方は悪いけれど、弱い犬ほどよく吠えるみたいな、根底の恐怖心を隠すために強がっているフシがある。

 

わたしにも覚えがある感情です。以前はこうだったと思います。そうか、周囲からはこんなふうに映ってたんだな。

 

生きづらいだろうなと、どこか哀れみにも似た感情が湧きました。

今後も友人であることに変わりはないけれど、距離は少し変化するかもしれません。せっかく解毒できたのに、彼女を通して過去の負の感情が戻ってしまうのは避けたい。

 

いつか彼女も楽になれる日が来ることをひっそりと願っています。

 

感謝日記

スニーカーの洗濯ができた。

手作りおにぎりがおいしかった。

ちょうどいいタイミングで仕事が舞い込んだ。