30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

立っているのが苦にならない

わたしの仕事は基本立ちっぱなしです。

これ、前にも書いたかもしれませんね。

 

働き初めの頃は立っているのが辛くて辛くて、仕事帰りにはふくらはぎがパンパンでした。

膝も痛くなりますし、この時に知ったのですが踵も痛くなるんですね。

年齢はあまり関係ないようで、大学生のバイトの子たちも半日を過ぎる頃には「痛い、痛い」と言い出し、隙を見てはトイレに駆け込んで座り込む子まで出る始末。

スニーカーを履いているのでパンプスよりはよっぽど楽なはずですが、それでも8時間近く立ち続けるのは容易なことではありません。

 

そんなある日、別部署の50代男性社員の方とお話しする機会がありました。

「俺さ、膝やっちゃったんだよね。」

聞けば、休みの日行った登山でかなり無理をしたのが祟ったようです。

「しばらく山登り禁止って医者に言われちゃってさ、それが一番キツいわ。」

「そうですねぇ。仕事には支障ないですか?」

「いや、けっこうあるのよ。俺けっこう階段使うし重いものも運ぶし。だからこれ買ったんだよね。」

そう言いながら指を差した先には、ノースフェイスのゴツめのスニーカー。

「店員さんに訳を話して、膝に負担がかからないやつを選んでもらったんだ。」

「実際どうですか?」

「めっちゃくちゃいいよ!すっごい楽。膝痛めたことを忘れそうになるくらい。1万5千円くらいしたけどいい買い物だったわ。」

「靴でそんなに変わるものですか?わたし、スニーカーはどれも似たようなものかと思ってました。」

「実は俺もそう思ってた。健康だと違いが分かりにくいけど、ケガしたから余計効果を感じるようになったのかもね。」

 

なるほどとひとり頷きながら、帰り道にあるショッピングモールへ。アディダスに入り店員さんに相談してみました。

「8時間ほど立ち仕事をしているんですが、疲れにくい靴はありませんか?」

「でしたらこちらがおすすめです。」

迷うことなく店員さんが持ってきたのはランニングシューズ。

「ミッドソール素材でランニング向きのシューズですが、立ち仕事もかなりラクになるはずです。」

試しに足を入れてみると、まるで雲の上を歩いているみたい。

「これ、ください。」と即決し、翌日張り切って職場へ持って行きました。

 

いや、もうね、想像以上にラク。むしろ座っているより快適。

靴でこんなに変わるものかと感動してしまいました。

それ以降、職場ではずっとこれを履いています。ロッカーに入れておき出社したときに履き替えるスタイル。通勤で使うと底が早く減ってしまいそうなので…。

 

そうこうするうち、DaiGoさんの動画で「座りっぱなしより立っている方が鬱になりにくく仕事のパフォーマンスも上がる」という研究結果があることを知ります。

これはますます座っていられませんね(笑)。

 

慣れてしまうと普段の生活でも立っていることが多くなります。

誰かと待ち合わせをしたときも駅のベンチに座るより立ってウロウロすることが多いし、買い物でトイレに行った夫を待つ間もほぼ立ってる。

「座って待っていればいいのに」と言われて、やっと自分が立っていたことに気づくほど無意識に立っています。

 

健康にはその方がいいのかな?

せっかく身についた良い習慣なので、このまま継続していきたいものです。

 

もし歩いていて痛みや疲れを感じておられる方がいらっしゃいましたら、ぜひ履いている靴を見直してみてください。

きっと良い変化が起こりますよ!

 

感謝日記

美味しいパン屋さんを発見。

ちょっと夫とギスギスしたけど早めに和解。

たっぷりと睡眠を取れた。