30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

物を買うことに疲れるとき

たまに、「ああもう何も買いたくない」と思ってしまうことがあります。

みんなそうなのかな。

特に、ちょっとこだわりを持って吟味したあとなどはグッタリ。

冷蔵庫や洗濯機などの大きな買い物はどうしても時間をかけちゃいますよね。

中途半端に選んであとで後悔したくありませんし。

 

少し前にオーブンレンジを買った時がまさにそれでした。

10年ぶりに買い替えるものだから、最新家電の実態がまずわからない。スチーム機能ってなんなのさ。

ネットで調べたりカタログを集めたり、実物を見るため家電量販店へ行き値段をチェックしてネット通販と比較。

大事なことなんだけど、「面倒くさい〜!」と何もかも投げ出したくなります。

 

まあそれでも気合いを入れて何とか購入に至ったわけですが、「もうしばらく家電は壊れないでほしい」と切に願ってしまいました。こういうのは年に一度くらいのペースで良い。

 

そう考えると、新婚生活の準備ってものすごいエネルギーですよね。何もかも一気に揃えるなんて。

とはいえ、わたしが結婚した当初はお下がり家電もかなりありました。

親戚が単身赴任していた時に1年間だけ使った冷蔵庫や夫が結婚前に使っていた洗濯機など、とりあえず暮らせる程度の物を譲ってもらえたので、そういえば何から何まで買い揃えたわけじゃなかったわ。

使い続けるうち「次に買うならこういう機能がほしい」「もう一回り大きいサイズのほうが使いやすいな」と自分の好みや要望が見えてきて、無駄に高価な家電を買わずに済んだものです。

 

だからまぁ、物を買う前によく選ぶクセが身についているのだと思います。

良いことだけど、たまにそれが面倒になる。

服に関しても同様で、今年の冬はセーターを2枚新調しようと思ったら、雑誌だのネットだので吟味しまくり、手持ちの服とのコーディネートを考え、試着を繰り返した末にやっと購入に至るという有様です。

達成感はあれど「もうしばらくセーター見たくない…」という気分にもなります。

 

林真理子さんのエッセイに時々登場する富豪の香港マダムは毎日お買い物をして日々を過ごしているそうですが、途中でうんざりしないんでしょうかね。

「ショッピングモールよりも山登りがしたい」とか思わないのかなぁ。

 

でもこれもほんの一瞬。

もうしばらくすると「あの帽子かわいい〜買っちゃおうかな」なんて思ったりするのですから、人間というのはワガママな生き物です。

 

兎にも角にも、今はちょっと買い物に疲れているので、明日はコーヒー片手に景色の良い公園へウォーキングでもしてこようと思います。

 

感謝日記

転勤する同僚へ手頃なプレゼントが買えた。

心のこもったお手紙をいただいた。

前髪が上手に切れた。