ネット口座をあちこち開設したまま、しばらくほったらかしていました。
これじゃダメだと思いつつ、仕事を言い訳に見て見ぬふりをしていたのですが、
それではただ自分が損をするだけです。
数日間仕事が休みなので、思い切って整理しようとやっと重い腰を上げました。
上級ポイ活民には常識となっている、銀行ポイ活。
給与口座や口座振り込み、自動振り込みや入金などでポイントやマイルを稼ごうという取り組みです。
しっかりやればお得ですが、最初の設定が少々面倒くさいのが難点です。
また、時が経つとポイント付与の条件が変更される場合もあるので見直しも必要。
今日は整理と忘備録を兼ねてひとつひとつ紹介しようと思います。
給与口座をスルガ銀行ANA支店にする
毎月50マイルもらえます。会社に給与口座の変更を依頼するだけなので簡単です。
マイルを貯めていない人は、スルガ銀行GポイントクラブDバンク支店が良いかもしれません。Gポイントは他社ポイントへの交換も容易ですしね。
円預金が20万円以上あると他行への振込手数料が10回まで無料になるのも嬉しい特典です。
住信SBIネット銀行へ自動入金する
毎月決まった日に、スルガから住信に所定の額を入金するようあらかじめ設定します。
定額自動入金という特典で、月に30ポイントもらえます。
わたしは貯蓄用口座が楽天銀行なのですが、スルガから直接楽天へ送金するのではなく、間にこの住信を挟むことでさらにポイントを稼ごうというわけです。徹底しすぎですかね（笑）。
もちろんポイントのためだけに開設しているわけではなく、この口座はSBI証券の資産運用にも活用しています。
楽天銀行へ自動送金
住信から、貯蓄分を毎月決まった日に楽天に振り込むよう設定します。
楽天銀行は、他行から3,000円以上の入金があると10円プレゼントしてくれます。さらにポイントも。
以前の記事でも書きましたが、一見少なく見える10円も、地銀の利子と比較すればかなり大きい額です。見落としてしまうのはもったいない。
ただしこれ、毎月エントリーしないと対象外になってしまうんですよね。忘れないよう要注意。
ざっとこんな感じです。ほんとうはもうちょっと細かく設定してますが、書いてる自分も軽く引くレベルなのでこれくらいで。
すごくちまちました作業ですが、わたしがこれを続けているのにはちゃんと理由があります。
投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェット氏のエピソードなのですが、
彼は若い頃、散髪代の10ドルでさえ出すのを渋っていたそうです。
10ドルは日本円で約1300円。なぜそれほどの大金持ちが1300円を渋るのか。
彼は、毎月1300円を投資に回して年利7％で運用していたら幾らになるか…と計算していたそうです。
ためしに金融庁の資産運用シミュレーションで計算してみたら、30年後の資産はなんと約158万円でした。
1300円が158万円に化ける可能性があるとしたら。
そしてあなたがその方法を知っていたら。
そりゃあ、渋るでしょうね。
まあ、髪を切らずに30年過ごすわけにはいきませんからどこかで妥協は必要ですが、
でも980円で気に入った髪型にしてくれる床屋があればそちらを選ぶかもしれません。
要は、無駄を失くす意識が大切なんだと思います。
収入を1万円アップさせるよりも、生活の見直しをして1万円節約するほうが簡単な場合もあります。
たとえばわたしは職場へお弁当持参で行くことが多いのですが、もしこれが毎回コンビニ弁当だったら余裕で月1万円くらいかかってしまいます。
それが好物だというなら別に構いませんが、短期スタッフの大学生くんは「コンビニ弁当って飽きますよね…」と言いながら買っていましたので、それはもうなんていうか、バフェット氏が見たら泣くんじゃないかと。
こんな意識も相まって、ただお給料を貯蓄に回すという作業につい手間暇をかけてしまいます。
いったん設定してしまえばしばらく放置しておけるので、時間泥棒にもなりません。
節約だけではお金持ちにはなれないそうです。確かにそうですね。
それを複利で増やさないと道は閉ざされてしまう。
そして、お金持ちになった将来の自分をイメージすることも大切なんだとか。
でも、バフェット氏は今でも地下鉄で移動するようですし、買い物もクーポンを駆使するらしい。
つまり、お金持ちになった自分＝贅沢をしている自分ではなさそう。
ちょっとわかる気がします。
こう、いろいろ工夫を凝らしている時期が楽しいんですよね。
前に書いた「家なき少女」もそうですが、試行錯誤で生活を楽しむことにより味わえる幸福感って、特別なものがあります。
たとえお金持ちになってもその心は失いたくない。
銀行ポイ活で得られる10円が、ずいぶんスケールの大きい話になってしまいました。
夢があっておもしろいかな？
感謝日記
スキマ時間でクラウドワークスのタスク完了。
試してみたかったレシピで料理ができた。
気になっていたシャンプーのサンプルが手に入った。
