ふいに「あ、今コーヒーが飲みたい。」と思うことがあります。
今は亡きかなり年上の音楽仲間が「身体がコーヒーを飲みたがっている」とよく言っていましたがまさにその通りで、自分が飲みたいというか身体が欲してるかんじ。
逆も然りで、気持ちは飲みたいんだけど身体が拒絶している場合も。
何なんでしょう、この感覚。単に年のせいと片づけてしまっていいものなのかしら。
シルバーウィークで仕事が多忙を極め、珍しく残業が続きメンバーみんなヘトヘトの9月。
わたしも仕事から上がってすぐ帰途に着けません。休憩室か近場のカフェで1杯やってからじゃないと乗り物に乗る気力が湧いてこないのです。
こんな時間にコーヒー飲んだら間違いなく目が冴えて眠れなくなること必至なのに、頭でそれを分かっていても身体が飲みたがってる。カフェイン効果でハイになりたがっているような気も。
時間に追われていなければスタバで遅くまでソファに埋もれて電子書籍を読みたいところですが、仕事は明日もあるし家で夫も待っているし、やらなきゃいけない家事もある。こんなとき、独りだったらいいなあなんて思ってしまいます。
くつろげないコーヒーに400円出すのは何だか惜しくて、セブンイレブンやファミマのコーヒーでパパッと済ませる。味気ないなぁ、とちょっとつまんない気持ちになりながら。
待ちに待った休日は、溜まった疲れを一気に解消する勢いで思いっきり寝坊。
洗濯や掃除を済ませて昼寝。簡単な昼食を作って昼寝。
もう寝るに限ります。美容室は来週行けばいいや。
存分に寝て少しスッキリしたので、返却期限が迫っているミステリ小説を読んでしまおうと本を手に取る。
読書のお供にはやっぱりコーヒーだよねとマグカップを掴んだけれど、なぜか飲む気になれません。
気持ちは飲みたいのに身体が拒否している。
結局、空のマグカップと未開封のドリップパックをテーブルに置いたまま本を読み進めました。
せっかくのお休みなのに、せっかくの読書タイムなのに、おやつはコーヒーにとてもよく合うロッテのチョコパイなのに。
もったいないなぁと思いながらコーヒーのチャンスをやり過ごした昼下がりでした。
わたしは下戸なのでわかりませんが、もしかするとお酒もこんな感じなのでしょうか。
「今日は飲みたい気分じゃない」とか、よく聞きます。
アルコールはコーヒーより体調への影響が大きそうですから、心と体のバランスで飲む種類や量が変わるかもしれませんね。
秋の夜長に読書とコーヒーは最高の組み合わせ。もう少ししたら仕事がひと段落つくはずだから、そうしたら素敵な時間が過ごせるようになるかしら。
おいしいカフェインレスコーヒーを用意して、お仕事もうひと踏ん張り頑張りましょう。
感謝日記
睡眠をじゅうぶん取れて満足。
小説を読む時間が取れて感謝。
副業の仕事仲間と良いコミュニケーションが取れて感謝。