都会には都会の、田舎には田舎の悩みがあります。
わたしの住む街も田舎ですが、夫の実家はさらに田舎。結婚した当初はせっせと気を遣って年に2、3回は顔を出していました。
その度に、どこからともなく親戚やご近所さんがおずおずと顔を出します。
「これ、頂き物のりんご。お裾分けに…あら?お嫁さん来てたの?まぁ〜偶然!」
絶対偶然ではないのですが、ほぼ必ずと言っていいほど偶然を装うんですよね。そしておずおずと図々しいことを聞いてきます。
「あのう、今度来るときは赤ちゃんも一緒かしらねぇ、なーんて…うふふ、そういう話は、ないの?」
「あちらはホラ、都会だから、素敵なお洋服が買えるんでしょう…?幾らぐらいするの?そのスカート」
遠慮深げにしているのは演技なのか何なのか。
小さくもそもそした声で、湿っぽい笑みを浮かべながら上目遣いに聞いてくるのです。
本当に、本当に嫌でした。
コロナを機にもう何年も顔を出していませんが今頃どんな噂を立てられているのやら。
都会はそんな心配もなくさぞかし快適だろうと思っていたのですが、どうもそうではないらしい。
スタイリスト百々さんのYouTubeには東京で最先端のお仕事をバリバリこなす女性がたくさん出てきますが、やっぱりみんな人間関係で悩んでるし将来の不安は拭えないようです。
最近の動画もそんな雰囲気で、何だか少し安心したというか肩の力が抜けたというか。
結局場所じゃなくて自分自身なんだろうなぁ。
軸をちゃんと持っていなければ都会でも孤独を感じたり悩んだりするのだろうし、田舎でも堂々と胸を張って生きていけるのかもしれない。
環境のせいにしてはいけませんね。まずはやっぱり自分磨きから。
感謝日記
ゆっくり身体を休めた日
早起きできた
コーヒーを美味しく淹れられた