諸々の用事を済ませ、さて帰ろうかと車のエンジンをかけてふと思う「あ、美味しいコーヒー飲みたい。」
別に家に帰ってから自分で豆をゴリゴリ挽くこともできるけど、今日はそういう気分じゃなくて。
どこかいいお店はないかとGoogleマップで探したところ、ヒットしたのがすぐ近くのコーヒー専門店でした。
小さな倉庫を改築したコーヒー豆屋さんです。どうやら持ち帰りでコーヒーが買えるらしい。
本当は店内で飲みたかったけど、まあいいか。
通り過ぎてばかりで店内に入ったことはありません。新しい体験に少しわくわくします。
薄暗い店内に灯りがいくつか。静かにジャズが流れ男性が黙々と豆の処理をしていました。
「持ち帰り用で1杯お願いします。」
「豆の種類は?」
「オリジナルブレンドで。」
無駄のない淡々としたやり取りが、今のわたしには心地良く感じます。心が疲れていると喋るのもしんどいですもんね。
出来上がりを待つ間にお店の中をキョロキョロしていると、隅の方に「コーヒー麻袋 100円」という表示が。
黒いアイアンのカゴの中に大ぶりの麻袋が丸めて売られています。
100円?!
雑貨屋さんで300〜500円くらいしていたのを見たことがあるけれど、それに比べるとずいぶん安い。
思わず店員さんに聞いてしまいました。
すると、「いや、そんなに質も良くないですし…モゴモゴ。」
どうやらあまりお喋りが得意な方ではないようです。それでも
「定期的に出るものなので、また見に来てください。」とちゃんと営業してくれました。
アウトドアやガーデニングなど麻袋は使い道いろいろ。コーヒーと一緒に1枚購入しました。
寒空の下で飲むホットコーヒー
チクチクした感触にナチュラルさを感じる大きな麻袋
寡黙なマスター
素朴だけれどいい出会いがありました。
こんなささやかな幸せが、なんだか嬉しい今日この頃。
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