そういえばコロナにかかっていた間、味覚障害はこれっぽっちもありませんでした。
喉が痛みを紛らわせたくて、100%オレンジジュースやグレープフルーツジュースをよく飲んでいたのですが普通に美味しかったですし。
ただ、味覚は正常でも食欲は湧かず、おかゆだのゼリー飲料だの、限りなくエサに近いものを接種していました。
さてこのいよいよ仕事に復帰という日の朝、さすがにお粥では体力が保ちそうにありません。
そういえばと、お見舞いで友人がパンを買ってきてくれたことを思い出します。わたしの大好きなパン屋さんのクルミブレッドをスライスしたもの。さすがに熱がある時は食べる気にならず、冷凍保存していたのでした。
よし、これで気合いを入れよう。
ついでにシャウエッセンを焼き、プチトマトを数個皿に並べます。
コーヒーカップを置けばもう、コロナになる前のいつもの朝食がそこにありました。
視覚で感じる効果もあるのでしょうか、そういうのを見ると気持ちのチャンネルがカチッと切り替わるのが自分でも分かります。
そして、トーストしたパンを口に運び、ゆっくりコーヒーをいただきます。
おいしい〜〜!
次に、こんがり焼いてツヤのあるシャウエッセンをパリッと齧る。
ジューシ〜〜!
なんだか感動してしまいました。朝ごはんてこんなに旨いのか。
この感動を味わえたことがなんだか嬉しくて、仕事への不安など吹き飛んでしまいました。我ながら単純ですね。
なんだかとっても晴れやかな気分です。
感謝日記
おいしいコーヒー豆が買えた
カウンセリングを受ける決意が固まった
会社の仲間が優しくて感謝