30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

素敵を纏う

接客業をしていると、日々たくさんの人を観察します。

若い人、お年を召した方、小さいお子さんや赤ちゃん、パパ、ママ。

丈の短いトップスを着て細いウエストを強調する若いお嬢さんたちを見ると本当に羨ましい。何を食べるとあんなに引き締まったウエストが手に入るのかしら?

 

最近はどちらかと言えばシニアの方々のファッションに目が行きます。若い頃はつい流行を追ってみんな似た格好をしがちだけど、60代、70代と年齢を重ねるうちに自分の好きなものや似合うスタイルが確立され、個性が引き立っていくように見えます。

 

そして気づいたのですが、決してモデル体型というわけでもないのに、素敵だなと目を引くご婦人が結構いらっしゃる。

背が低かったり少しぽっちゃりしていたり、でもそれを自分の個性と捉え、上手に活かしてファッションをコーディネートしています。

腰回りがどっしりしていたら、少し丈が短いテーパードパンツを履いて全体的に可愛らしいイメージを作る。ちょうど不思議の国のアリスに出てくる双子のような、キャラクター感が出て愛らしい感じ。

また、グレイヘアを染めず敢えて美しい銀髪のままにして、トップスに鮮やかなピンクのリネンシャツを羽織っているマダム。黒やネイビーを着る方が多い中でパッと映えていました。

すごくいいな、と半ば憧れのような視線でつい姿を追ってしまいます。

自分自身をよく理解していなければ、あれはちょっと難しいかもしれません。

 

素敵な服を着ているな、よりも、あの人素敵だなと思われたい。

大好きなスタイリスト、茅木真知子さんの言葉です。

わたしもそうなりたいものです。

素敵を身に纏うのはなかなか難しいことだけど。

どうやったらできるのかな?

 

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