もう何年もご無沙汰ですが、一時期ソーイングにハマってせっせと服を作っていたことがありました。
お洋服が大好きなのにお金がなかったのというのがいちばんの理由で、あとは太くて合うサイズがなかったとか好きなデザインがないとか。
折しも矢沢あい先生の「ご近所物語」が連載していたこともあり、貧乏心から始めた裁縫が「服を手作りするってオシャレじゃね?」という大義名分を得られ、わたしの周囲ではちょっとしたソーイングブームが巻き起こりました。
パターンはもっぱら茅木真知子さんのソーイングブックから。ほっそり見えるシルエットが本当に好きでした。
ですが特に専門スキルを学んだわけではなく素人の独学ですから、シャツなどの複雑なデザインはお手上げ。ポリエステルも難しくて扱えませんでした。綿ローンでギリギリなんとか。
そのうち生活の多忙さもあってソーイングから離れていったわけですが、今でもYouTubeでソーイングの動画を見るのは好き。
皆さん本当に器用で、縫い目は真っ直ぐだし布の角もピッと尖ってる。
あれを見ると昔の自分の不器用さがどれほどだったか思い知らされ若干恥ずかしい…。
あと、ASMR効果もありますよね。布を裁ちバサミでジョキっと切る時の深い音、糸切りバサミの軽い音、型紙と布が重なるときのカサカサ音。
器用な指先と心地よい作業音につい癒されてしまいます。
手際よくスムーズに進み、あっという間に作品の出来上がる様子を見ると、なんだか自分でも簡単にできそうな気がしてついノリで生地を買ったりするのですが、まあうまくいった試しがありません。
憧れは憧れのままに、今日も動画で癒されるとしましょう。
感謝日記
GWの激務が無事終了
新たなステップへの1歩
手作りおにぎりの美味しさ