30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

「話し合え」と言うのは簡単

夫婦の間でも

親子の間でも

学校の友達の間でも

職場の同僚や上司の間でも

関係がギクシャクすることはあります。普通にあるし、ないわけがない。

でも揉めたところでいい気分はしないので、無関係の第三者についグチってしまう。と、大抵出るのがこのセリフ。

「ちゃんと話し合ったの?」

もうこれまでの人生で何万回聞いたか分かりません。

 

若くて経験の浅い人には良いアドバイスかもしれません。まだ話し合うことのメリットを知らないのかもしれないし。

だけど、30超えたらそのアドバイス必要ある?って思ってしまうんですよね。

まず、聞き方からして「話し合ってないんでしょ?」というニュアンスを背後に感じます。

どうして何も知らないのに決つけるんだろうと、こちらもムッとします。

「話し合いましたよ。」と言えば「じゃあどうして解決しないの?おかしいわ!」。

いやいやだから、世の中には話し合いじゃ解決しないものもあるのですよ。

第一、話し合いって双方が正直じゃないと成立しない。どちらかが嘘をついたりコロコロ言うことを変えるようじゃ、話し合っても無駄骨。

 

うちの毒母がこういうアドバイスをする人で、本当に埒があきません。そもそも自分は話し合いがうまくいかず離婚したのに、なぜそれを人に強要するのか。

「何で話し合わないのさ!」

「夫が嘘をつくからだよ」

「アンタの態度が悪いから嘘をつくんだ!アンタが悪いんだ!話し合え!」

もうめちゃくちゃ。以来、毒母に相談するのはキッパリやめました。

 

「話し合えば全てが解決する」なんて思い込んでいる人は、実際のところ真剣な話し合いをしたことがないのだと思います。

それか、一方的にねじ伏せて話し合いが成功したと勘違いしているか。

 

ある程度の年齢になれば、誰かに言われる前に話し合うものじゃないでしょうか。もちろんいきなり腹を割って話し出すのではなく、まず軽くジャブを打って様子を見ます。

そして「ああ、この程度でもう不機嫌が顔に出てるならこれ以上は無理だな」と悟るわけです。

そういうもんじゃないのかな?

 

たまに空気読まずにいきなり本題に入り、上部だけ解決した風を装う人もいますけど、大抵はすぐ元通りになってまた似たようなことでトラブル起こすんですよね。意味ないじゃん。

 

さて、少し前にりゅうちぇるが動画で恋愛相談を受けていたのですが、やはり幾度か「話し合うにがいいんじゃないかなぁ。」とアドバイスしていました。でも聞いていて嫌な感じがしないので不思議だなぁと分析してみたら、ちゃんと相談を分析してるんですよね。

「怖くて言えません」という相談には、「大丈夫だから、話してみて。それでダメだったら離れることを考えてみたら?」と、アフターケアまで考えてくれてる。話し合えば必ず解決すると盲信してるわけじゃないんですよね。そこに優しさを感じる。

 

結局は、相手のことを本当に気にかけているかどうか、かもしれません。

話し合いを提案する自分に酔うんじゃなく、相手に寄り添う。

自分もそうありたいと思います。わたしは話し合いがうまくいかないことの方が多いけど、中には成功する人もいるだろうし、真っ向から話し合いを否定するのもきっと良くない。

相談を受ける前にまず、寄り添える人でありたいものです。

 

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