紗栄子さんのYouTubeが好きで開設当初からフォローして動画を見ています。
実業家としての手腕は素人のわたしにはよくわからないけれど、あのガッツや行動力はすごい。見ていると元気がもらえます。
さて、何気なく自分の日記を読み返していたある日、1年前の今頃に見た紗栄子さんの動画の感想が書かれていました。
それが今日のタイトル「未消化の思いを抱えて成長すると深みが出る」です。
話題が恋話になったときかな?紗栄子さんは白黒はっきりつけたいタイプなのか、「きちんと終わらせられなかった恋もあった」みたいなことを言ったとき、彼女のマネージャーである山本さんという40代男性の返答がこれでした。
もう、「なるほどおおぉぉ」と、それはそれは深くうなづいてしまいました。
過去の幼い恋愛なんてもうほとんど忘れてしまったけれど、中には落とし所が見えずモヤモヤを抱えたままフェードアウトした恋も幾つかあって、そういうのはふとした瞬間に蘇ってきたりするものです。
あれは一方通行だったのか、それとも両思いだったのか、はたまた両片思いだったのか。
一瞬ドキッとするセリフを言われたし、なんなら自分も相手をドキッとさせてしまったような気もするし。
妬いたような妬いてないような微妙にギクシャクした関係のまま会わなくなってしまったり、文字だけのやり取りで誤解が生まれ、不穏な空気のまま連絡を絶ってしまった人もいる。
それまでわたしはなんとなく、どこかのタイミングでケリをつけなければいけないと思い込んでいて、そのタイミングが計れず空回りしていたこともありました。
たぶん、若い時はひとつひとつの恋にきちんと終止符を打っていたので、それが恋愛のマニュアルに即した正しい方法だと勝手に刷り込んでいたんでしょうね。
でもそっか、そうじゃなくてもいいんだ。
「あれは恋だったかもしれない」という未消化な思いを、捨てることも忘れることもなく抱え続けるのも人生の成長には欠かせないのかもしれません。
そうね、そのあやふやな感情のままそっとしておいた方がいいシチュエーションって、あるもんね。
それがやがて、人の揺れ動く感情や思い悩む気持ち、葛藤を理解できるよう成長して深みが出るのでしょう。
音楽やダンスで表現したり、文字にして綴ったり言葉として発する時にその深みがきっと彩りを添えてくれる。
そう考えると、過去の恋愛がすっきりと思い出フォルダに移動した気がしました。
思えば世に出る数多くのクリエイターの作品も、悩みや葛藤を描いたものの方がヒットしますもんね。深みってそういうことなんだろうな。
白黒つかないグレーなこと、言葉にできないあやふやな感情。
決着のつかないことはたくさんあるけれど、そのあるがままを受け入れるには経験と年数がある程度必要なのかもしれません。
紗栄子さんは本当に素晴らしい方々に囲まれて仕事をしているんだなと、少し羨ましくなりました。
そんな素敵な関係性をYouTubeで垣間見れるなんて、ありがたいですね。
感謝日記
過密スケジュールに少し余裕ができた。
今日は家事を手抜きして外食。
若い新人くんのフレッシュな姿に元気をもらえた。