30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

書くということ

石田ゆり子さんがインスタで「文章を書くことを日課にしていると、明らかに頭が冴えます。」と仰っており、激しく同意。昔の言葉で言うと禿同。

 

本当に、試したことのない人には絶対お勧めしたいし騙されたと思ってやってみてほしい。

頭の中で絡まった糸みたいにグチャグチャな思考が整理されます。

ただスッキリするだけじゃなく、フローチャートみたいに「これを見たからこんなネガティブな発想になったのか。だから機嫌が悪くなったのか。」と筋道立てて俯瞰できるのがいい。

これは自身の思考だけでなく、他人にも応用できます。

たとえば夫はわりと短気で、気に入らないことや自分のプライドが満足できないとすぐ不機嫌を顔や態度に出します。

昔のわたしはそれが自分のせいだと考えたり、彼の機嫌を直すよう努めることが自分の役割なんだと思って必死だったのですが、日記を書くようになってからそれがだんだんバカらしくなってきました。

ひとりの成人した人間なんだもの、自分で何とかすりゃいいのよ。

わたしが悪いのならそれを言葉で表すべきで、運転を荒くしていい理由にはなりません。

「君のせいで信号無視をしそうになった!」とか言われても、

「そう。じゃあもし警察に捕まったらそう言えばいいんじゃない?」で済ませるようになりました。

 

見下しているわけではないんだけど、なんというか、不必要にビクビクする理由がなくなったんだと思います。

 

文章を書く思考が身につくと、感情的に、または脊髄反射のようにカッとなって暴言を吐くことも減る気がします。

自分の放った言葉で後々自らの首を絞める結果に終わることをブーメランと表現しますが、それも格段に減ります。

そして周囲の短気な人たちが勝手に自爆していきます。

 

わたしは2016年からアプリで日記をつけ始めました。

姑が突然我が家にやってきて2ヶ月居候したとき、行動や態度があまりにも支離滅裂で理解できずこちらがノイローゼ気味になってしまい、冷静になろうと記録し始めたのが始まりです。

日々の行動や言動を書き留めるうち、平気で嘘をついたり、自営業の親族の不正を庇うよう強要してきたりと、人としてちょっとズレている部分が徐々に浮き彫りになってきました。

 

不可解な姑の特徴がだんだん明るみに出てきたので、今度はそれを分析。

「すぐ嘘をつく人の心理」「事実をすり替えて話す人の正体」「ダークトライアドの会話の特徴」などなど本や動画でひとつひとつ調べ、わかったことをさらに日記に書き留めます。

「隠れ自己中にはこういう質問をするとこういう返事が返ってくる可能性が高い」など、見極め方を学んだときはさっそく実践。

もうね、見事にマニュアル通りの反応が返ってくるので笑いを堪えるのが大変(笑)。

じゅうぶんな証拠が日記に書き留められ、姑は「関わってはいけない種類の人間」と結論づけることができました。

 

それを他の人に吹聴することはないし、夫に絶縁を宣言することもありません。

ただ、自分の中で付き合い方をキッパリと変えました。これ以上下手に関わると不正疑惑のとばっちりを食らうかもしれなかったので、譲歩する余裕はこれっぽっちもありません。

 

そうして良かったと思います。不正疑惑はまだ明るみにはなっていないものの、被害者はわたしの予想より多く今も恨みを買っています。いつ訴えられてもおかしくない状況だということも、ごく最近になって知りました。

裁判沙汰になれば、不正を知りつつ資金援助していた姑にも何かしらの調査が入るかもしれません。協力しなくて本当に良かった。

 

いざとなれば当時の状況を綴った日記もあります。これが何より心強い。

パスワードを二重にかけているので改ざんの恐れも低いですしね。

 

ほんと、文章の力は侮れませんよ。いつどこで役に立つか、どんな力を発揮するかは神のみぞ知るところ。

実際に使う機会はおそらくないでしょうけど、証拠があるだけで心の余裕も変わってきます。

 

書くことって、大事です。

 

感謝日記

新しい出会いに感謝

手作りおやつをいただいた。

友人宅の子犬に癒された。