30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

毒親は使えるものなら何でも使う

https://www.sankei.com/article/20220922-FZFNOPHSQNOOVFQMEMFIX7B2PY/

 

はてなブログのアプリでリンク貼るとうまく飛ばないのなんでだろう。

記事の内容は「親の信仰を子どもに強制するのは虐待だから行政に介入してほしいというもの。

 

うーん、気持ちは分かります。すごく分かります。

でも思うに、これをやってる大多数が毒親なんですよね。うちもまた然りですが。

毒親が子どもをコントロールする手段の一つとして宗教や信仰を使っているんです。自分の力じゃ子どもを地獄に突き落とせないけど、宗教の力を借りればそれが言える。

「お母さんの言う通りにしないと地獄に落ちるんだからねッ」

これはなかなかパワーワードですよね。冷静に考えれば地獄行きをジャッジするのは神さまなので、それを踏み越えて偉そうに語る毒親の方がよっぽど堕ちやすいんじゃないかと思うのですが、小さいうちからずっとそう言われ続けると恐怖に縛られて思考も身動き取れなくなるものなんです。

 

毒親はそれが快感。宗教を使えば子どもを奴隷にできるならこんなに簡単なことはないですよね。

自分では何も考えず、ただ聞いたことを恐ろしい口調と形相で脅せばいいのですから。

おまけに類は友を呼びますので、同じ思考の親たちの仲がどんどん親密になります。子どもの周囲には空虚な般若みたいな大人ばかりが集まります。

なので、子どもの心には「宗教=怖い場所」とインプットされるわけです。親が怖いはずなんてない、怖いのは宗教だ、と。

 

ですが残念ながら、恐ろしいのは親なんです。

宗教の中には子どもの意思決定を尊重する親もたくさんいます。「部活が忙しいから宗教やめる」「受験勉強に集中したいから活動には参加しない」という子どもたちに無理強いしない家庭も実はけっこうあります。

そういう子たちは「教え自体は嫌いじゃないから」と大人になってまた活動を再開することがよくあります。

ただ、そういう家庭はマイペースなので表に出にくいんですよね。毒親家庭はそういう自由な家庭の陰口を叩いたり批判して悪口を言いふらしていちいち騒ぐので、どうしても目立つんです。田舎へ行けば行くほど「毒親側の主張が正しい」という雰囲気が確立されてしまう傾向もあります。

 

自由に恋愛したり自分の将来を自由に選択している信者は実のところかなりいますし、宗教も一切否定していません。

どっぷり浸かった毒親連中が騒いでいるだけ。

 

なので行政も介入しずらい部分があるのかなと思いますし、宗教組織として事細かにルールを作れない原因もそこにあるんじゃないかと考えています。

 

わたしも毒親育ちなので、鬼の金棒のように経典を振りかざす母親には最初恐怖でしたが、ハタと思い立ち経典を隅々まで調べるうちに「これは使える」と分かるようになりました。

毒親の経典の使い方は間違っている。だったらわたしは正しく使って応戦しよう。そう思いました。

どこもそうですが宗教の教えは諸刃の剣。組み立て方でいくらでも自分の得になるよう教えを作れるんです。

コツは決して感情的にならないこと。必ず理屈と筋を通すこと。

そして1対1で語り合うのは無意味なので、まず味方を作ること。宗教コミュニティで自分なりの経典の理解を小出しにしていきます。発表の場で発言してもいいし、普通の会話の中でチラッと出してもいい。

するとだんだん「あなたの考え方が好きだ」「納得がいく」と理解者が増えます。主に自由なご家族の方々です。そのうち彼らが毒親に「娘さんの発言、いいわよね。」と直接言ってくれるようになります。中身が空っぽの毒親は反論できません。というか八方美人なのでその場は「へー」とやり過ごします。が、内心ではハラワタが煮え繰り返っています。自分より娘を褒めるなんて許せない。自分と違う意見を持つ娘に理解者がいるなんてダメだ。

そしてわたしに言うんです。「みんなアンタのことなんか嫌ってるんだから!」

みんなって誰やねん。毒母がそう言ったとしても理解を直接示してくれた人が実際にいるのですから怯む必要はありません。「ふーん」で流せばOK。

 

そんなやり取りを繰り返していくうち、毒親は自分の般若顔の効き目が薄れていることに気づき焦ります。家庭内で通じないとなると、毒母の支配欲は少しずつ外部に洩れ始めます。

八方美人で外面はいいけれど、見栄で固めた脆い仮面は支配欲に負けてしまうんです。

信者の中で自分の権威を見せつけようとおかしな発言をする結果、宗教コミュニティの中でも徐々に浮き始めます。

毒母の現在の立ち位置はそんな感じ。

自分で自分を追い込んだだけ、わたしは何もしていない。

もう少ししたら仕上げの段階に入ります。

 

宗教二世で親を見限っている人にはこの方法がおすすめです。毒親が心の拠り所としているコミュニティで、その存在を抹殺できるんです。しかもバッサリ斬るのではなく、「ここしか居場所がないのに居心地が悪い」という蛇の生殺しのような追い詰め方ができます。

 

まぁそこまで頑張らなくても毒親信者は意外と寂しい最期を迎えている人が多いので、放っておいても勝手に自滅しそうですけどね。

 

署名運動とか行政への訴えに貴重な時間を割かなくても手段はあります。

被害に遭われている方々の気持ちが早く楽になりますように。

 

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