30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

自分がそう感じるのなら

毒母のことを相談したくてカウンセリングを受けました。

まだ会話を整理できず頭の中がごちゃごちゃしているので、詳細は後日書こうと思いますが、結論から言うと

「あなたが傷ついているのなら、お母さんのしてきたことは虐待になります。」

でした。

 

やっと腑に落ちたというかなんというか。

考えてみれば当たり前のことなんですが、「これを言ったら虐待」という明確な線引きになるセリフというのはそんなに多くないそうです。

そりゃあそうですよね。よく「アンタなんか産まなきゃよかった」はNGワードとされていますが、シチュエーションやそれまでに培った関係性によってはジョークともなり得ますし、言われたところで痛くも痒くもない子どもだってたくさんいるわけです。

 

「骨が折れているから骨折、とは違うんですよ。」と何度も説明されました。

受け止め方や感じ方は人それぞれ。

ちょっとおかしな表現ですが、自分の感情や受けた傷に自信を持っていいんです、とも仰って頂けました。

 

カウンセリングを受ける前は、自分の身に起きた出来事を話せば「それは虐待ですね。」と診断してくれるのかと予想していたのですが、そうではありませんでした。

あくまでわたしがどう感じたか、それを軸に自分で結論づけるよう背中を押してくれた感じです。

 

実はこの少し前にオンラインカウンセリングも受けていました。厚労省が用意してくれているシステムを利用させていただいたのですが、そこでも同様に「あなたが傷ついているのならそれは虐待です。」という回答。

 

自分で感じて、自分で考える。

この能力がごっそり抜け落ちているわたしにとって最初はもどかしさを覚えたのですが、実際のところ必要なアドバイスだったのだと今やっと理解できました。

 

これまで数年かけて書籍などで虐待について学び、スーザン・フォワード氏の著書を何度も読んでワークを実施し、やっと少しだけ「わたしは虐待を受けて育ったんじゃないか」と思えるようになったのに、誰かに話せばあっさりと「それは違う」と覆されてしまいまた心が揺れる。

その繰り返しに疲れ、「専門家からハッキリ断言してほしい」と願うようになりましたが、自分の中に土台がないとその専門家の診断にも疑問を抱いてしまうかもしれません。

虐待に関しては、「あの人が言うから正しい」「この人が言うから間違い」では先に進めないのだと思います。

 

自分の人生を見てきたのは自分です。

今まで毒母に言われたことを全て見ていたのはわたしだけ。

だからこそ、自分で責任を持って結論を出さなきゃいけないんだ。

 

ようやく、ようやくこの歳になって気づけました。

 

他にもたくさんお話をさせていただき、多くの学びや気づきを得られました。

整理できたら少しずつこちらに書きたいと思います。

プロのカウンセラーさんってすごいですね。

ありがとうございました。

 

感謝日記

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