30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

ピンクメイクを諦めないで

ず〜っと憧れているメイクがあります。

ピンクメイクです。

アイシャドウやチークやリップなど、顔全体のイメージがピンク色のメイクです。

とかくうまくいった試しがなく、いつも辛酸舐めてました。

 

メイクにも流行はありまして、目尻を跳ね上げる猫目メイクが流行ったこともあれば、まぶたの上に空のようなブルーを乗せるのが流行っていた時期もありました。

そう、あのブルーが大流行したとき、わたしも時代の波に乗るべくマリークワントで奮発してアイシャドウを買ったんだったわ…全っ然使いこなせないままお蔵入りしたけど。

そして、世間で何色が流行ろうといつも殿堂入りするのがピンク。

歴史の中でピンクは不動の地位を築いているのです。

 

松田聖子ちゃんが一世を風靡していた80年代の写真を見ると、青みピンクが流行していたようです。

景気の良さを表すかのようなビタミンカラーにマッチした、元気の出る色でした。

当時のアイドルも、愛想や笑顔ばかりではなく、キッと真顔でカメラを見据えているようなポーズも多かった気がします。

ピンクの甘さと性格のキツそうな印象が甘辛ミックスでとてもキュートでした。

 

わたしも子ども時代からピンクへの憧れはあったのですが、毒母がピンク反対派で。

たぶん多いと思います。自分の娘が可愛らしくなることを嫌悪する毒母。

できるだけ地道にして自分より脚光を浴びないようあれこれ策を練るのです。

我が家もそれで、小さい頃から「子どもがピンク色のフリフリ着てるの大っ嫌い!」と四六時中言われ続け、すっかり洗脳されてました。

 

それでもやっぱり大人になってからピンクのリップを買ったりするのは、もうきっと本能がそれを求めていたんじゃないかなあって。

とは言えなかなか難しいのです。あまり極端に目の周囲をピンク色で染めると、泣き腫らしたような顔になるし、唇がピンクすぎると顔の中で存在が浮く。

 

プチプラのアイシャドウやAUBEなどのカウンセリング化粧品、あれこれ買いましたが全く使いこなせませんでした。

 

でもね、ようやく最近出会えたのです。

ここ最近ハマってる&be 。これのピンクゴールドのクリームアイシャドウと、パレットアイシャドウのサンセットブラウン、クレヨンリップのピンクブラウンの組み合わせがとてもしっくりきます!

Youtubeの河北祐介さんの動画を見まくって練習を重ねました。

わたしの世代は適度にブラウンを加えた方がピンクメイクは馴染みやすくなるそうです。

たしかに、いつもはつけて鏡を見た瞬間に「うわぁ何だこれ!」とドン引きしてしまう自分のピンクメイクが、これだと「おっいいんじゃない?」って思える。

 

自分で自分を納得できるって、地味にすごいことだと思います。

 

細かいことを言えば、締め色のグレイッシュブラウンの入れ方が下手くそで目元がキツく見える日もあったりするので、そのへんはもっと練習を積まないとダメかなーなんて。

持っている服との相性も良く、ピンクだけど落ち着いた雰囲気に仕上がります。

まさに大人のピンクメイクってやつです。

 

いやー、諦めなくて良かった。

一時期はピンク恐怖症でブラウン系のシャドウしか持っていなかったわたしが、ここまで冒険してピンク系アイテムを揃えるようになるとは。

新しい自分の扉を開けた気分です。

 

メイクって、思ってる以上に自分のメンタルに影響を与えているでしょうね。

素敵なコスメを作ってくれた河北さんに感謝。

 

40代でピンクメイクにお悩みの方がいたら、ぜひ試してみてほしい!

お値段もプチプラのちょっと上くらいの価格帯ですし、お値段以上の満足感があります。

 

できれば60代や70代になってもピンクを身にまとっていたいなあ。

 

感謝日記

自分の仕事ぶりが評価された。

目標歩数に到達できた。

かわいい色のマスクを発見