30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

おかげさまの気持ち

山平和尚の説法チャンネルというものがおすすめに流れて来ました。

何気なく再生したところ、「これだ!」と思える答えに出会えたので書かずにいられませんでした。

 

「おかげさまの気持ちが奇跡を起こす。」

嫌な出来事や苦手な人との出会いは本当に辛くて苦しくてストレスですし、出来ることなら避けて通りたいもの。

でも、逃げるのではなく乗り越えることで自身は成長できます。

成長して何かを得られたとき、「あの人のおかげで強い自分になれた」と思えた時に奇跡は起こりますし、その時から嫌な人との繋がりが消え始めるのだそうです。

 

なるほどなぁーと深く頷いてしまいました。

ずっと毒母が嫌いで、ただただ嫌悪感を抱いてここまでやって来ましたが、どうしてこの縁が切れないのかようやく理解できた気がします。

毒母のお陰で何かを乗り越えただなんて考えたこともありませんでした。

でも、毒母の存在のおかげでわたしはカウンセリングに行こうと思えたし、自治体の無料相談にも行けました。

とても優しく親身にしてもらえて本当に安心しましたし、安堵の気持ちでいっぱいになりました。

味方になってもらえてすごくホッとしました。

改めて行政や自治体にありがたみを感じましたし、こういうことに税金を使ってもらえるのならちゃんと払いたいと思えました。

 

わたしの周囲は税金を目の敵にしている人ばかりで、1円でも減らすために試行錯誤しては文句を言い続けています。

無駄に多く払いたいわけではありませんが、ある程度対策をしたら後は潔く払ってもいいんじゃないかと,今のわたしは思います。節税に自分の貴重な時間を費やし続けるのも勿体無い話です。

 

こう考えられるようになったのは、確かに毒母のおかげ、モラハラ夫のお陰です。

 

きっと和尚さんはこういうことを言いたかったんじゃないかな。

 

モラハラ夫についても然り。家の中と外でまるで態度が違う夫の本性など誰も信じないだろうとネガティブな予測をしていましたが、蓋を開けると意外に信じてくれる人が多くいました。

もちろん信じない人もいます。ついそちらに苛立ってしまいますが、味方がいることも忘れてはいけません。話を聞いてくれる友人にはとても感謝していますし、人を信じても良いのだと考えられるようになりました。

 

人間不信の権化のように生きてきたわたしですが、皮肉にも毒母とモラハラ夫のお陰で人を信じる気持ちが育まれてきている。

 

たしかに「おかげさま」ですね。

そして、わたしの話を聞いてくれるだけでなく信じてくれる人たちにも感謝です。話題に触れたくなくて逸らす人も結構いますから。

 

辛い出来事のお陰で感謝できる人が増えた。こう思えると、毒母とモラハラ夫にも感謝の気持ちが起こります。

 

和尚さんが仰るには、彼らを好きになる必要はないそうです。嫌いなままでいいから、ただ「おかげさま」と思えばいいんですって。

 

「感謝=相手が好き」だと思いがちですが、よくよく考えれば見ず知らずの人にも感謝することはありますよね。スーパーで良い接客をしてくれる店員さんとか、店に入る時ドアを押さえてくれる人など、別にその人に好き嫌いの感情はなくても「ありがとう」と言えてしまいます。

毒母やモラハラ夫にもそんなノリでいいんだと気付かされました。なるほどそれならできそうだ。

 

そして、自分の宗教でもそういうことを教えていたなと思い出しました。まどろっこしくて分かりにくいのですが、教えているのは同じことです。和尚さんのシンプルさを見習ってほしいな(笑)。

 

一時的かもしれませんが、とりあえず心は軽くなりました。

良い動画に出会えて感謝です。

 

感謝日記

手作りおかずを喜んでもらえた。

友人の話を聞いて感謝された

たくさん笑ってストレス解消