町の小さな会社を40年以上経営している方が社長職を退き会長になりました。
「やっと時間にゆとりが持てるようになったから、食事でもどうだい」と声をかけていただき、せっかくなのでご相伴にあずかりました。
「僕と古い中の居酒屋があるから、そこにしよう。」と言われて出向いたのは、地元でも評判の良い海鮮居酒屋。
「えっこのお店と関わりがおありなんですか?」
びっくりして尋ねたところ、もう開店前から旧知の中だそうで、「店をオープンするときも、改築して今の建物に移ったときも仕事をさせてもらったんだ。」と嬉しそうに語っておられました。
長く一箇所で商売をするのは簡単ではありません。会長さんはこういう人と人との結びつきを大切に紡いで仕事を得てきたそうです。
「現代はちょっと違うかもしれないけどね。僕はこのやり方しか知らないから。」
そういうものかしら、と思いながら聞いていると続けてこう仰いました。
「ただ、リスクは恐れちゃいけないよね。」
これだな、と思いました。そのほかのビジネススタイルは古いかもしれない、でも普遍的かつ最新のマインドを持ってらっしゃる。
経験がある方のお話しからは、いつも学べるものがあります。
それは経営者でも、上司でも、宗教家でも同じ。
長年一つのことに真摯に取り組んできた方の何気ない言葉の中に貴重な宝が含まれているように感じるのです。
良い時間を過ごせました。感謝ですね。
感謝日記
目標歩数達成
お夕飯をシンプルなダイエットメニューに変更
中国語の勉強ができた