初めてトリックアートを目にしたのは、たしか高校生の頃だったと思います。
大きなショッピングモールに期間限定でトリックアート展が開かれたのがきっかけでした。
額から飛び出しているように見えたり、渦の絵の中に立つと高い場所にいるような錯覚に陥ってフラついたり、今まで体験したことのない不思議現象にテンション上がりっぱなしでした。
思えば当時かなり斬新なジャンルだったのかもしれません。周囲の大人の中には「あんなのアートじゃない」「一時的な流行りだ。すぐ廃れる。」と批判する人も多く、実際わたしがトリックアート展に行った時は毒母から「無駄遣い」と言われました。
そして今。トリックアートはアートのひとつとして定着していますし、子どもも大人も大いに楽しんでいます。
当時のわたしの感性は正しかったんだなと、この歳になってようやく答え合わせができています。
確かに科学や建築の知識も関係ありそうですし、そういう意味では純粋なアートとは異なるかもしれません。それでも多くの人を楽しませる作品であることは間違いありませんし、わたしは今でもトリックアート展が開催されるとつい足を運んでしまうのです。
わたしの地元でも近日行われるようです。今回はどんな驚きがあるのかな。