最近知り合った方とランチをしました。
いろいろ話すうち、「わたし、10年以上前にパニック発作と診断されて。」と、ご自身のことをポツリポツリと語ってくれました。
パニック発作と言っても細かい症状はそれぞれ異なるため、自分がどんなシチュエーションで発作が起きるのか、自分で判断しなければならないそうです。
「人混みがダメとよく言われるけれど、平気な場所もあるのよ。例えば温泉なんかは平気なの。洗い場ではみんな背を向けているから視線を感じないでしょう?あれだと大丈夫なのよね。」
なるほど。とは言え、もちろんそこが苦手な方もいるわけで。
2、3人の話を聞いて分かった気になってはいけないな、と思いました。
一人一人みんな違いますものね。
それは当人も同様だそうで、「誰かの体験が自分に100%当てはまるわけじゃないから、ひとつずつ自分で確かめないとダメなのよ。それから、自分はどうしたいか考えて対策を練るの。少しずつ自分が分かってきて、ようやく発作と上手に付き合えるようになった気がするわ。」
確かにそうですよね。自分のことだからと言ってすぐに悟れるわけではありません。自分を誤解したり過信したり、それを微調整しながらようやく等身大の自分と向き合えるようになるのかも。
新しく知り合えたこの方のことも、「パニック発作を持つ人」とまとめてしまうのではなく、彼女自身を見ていけるようになりたい、そう思いました。