今まで誰にも話したことがなかった毒母の過去の不倫について、信頼できる友人に打ち明けました。
これまでは、毒母との確執を人に話してもあまり理解されることはなく、いつもこのような反応ばかり返ってきました。
「親だって人間なんだから失敗する時もあるよ。」
「いろいろあってもここまで育ててくれたんだし。」
「お母さんだって寂しかったんじゃない?」
今思えば理解できないのが正常な親子関係ですし、理解できない人が多くなければ世界中の家族が崩壊の危機に瀕してしまいます。理解できなくていいんです。
でも昔のわたしにとって親は嫌いな存在以外の何者でもなく、理解者=味方だと信じていたため非常に孤独を感じていました。
月日が流れ、ようやく自分を見つめ直せるようになり、他者と自分の境界線ができ始めた頃から少しずつ人間関係が変わってきました。
他者の意見を聞き、自分と相容れなくても否定せずに受けとめるよう意識しだしてから否定されることが少なくなっていることに気づいたのです。
こうして、ようやく思い切って次のステップへ進むことができました。
口に出すのも気持ちが悪いけれど、毒母との関係に深い溝を作った不倫という出来事。
同情してほしいわけじゃなく、単に毒母が嫌いな理由の一つとして否定せずに聞いてほしい。
そんな思いで友人に話をしました。
彼女はしばらく言葉を失っていたけれど、その後ポツリと「それは、距離をおきたくなるかもね。」
心の中の重たい荷物が、ドスンと降ろされたのを感じました。
ここまで来るのにずいぶん時間がかかってしまいました。まずは自分が周囲を受け入れないと、周囲もわたしを受け入れてくれないのですね。
宗教とアル中と言葉の暴力と不倫が行き交う不健全な家庭環境なんて、受け入れられないどころか避けられても当然なのに、今も友人として付き合ってくれるその存在の何とありがたいことか。
こういうことを経て、成長し続けたいと思うようになるのかもしれません。
良い友を失わないために、もっと愛のある人になりたい。
素晴らしい友がいることに感謝です。