中学生の頃、何を思ったか2,000円のハサミを買いました。
ピンク色のステンレス製でスタイリッシュなデザイン。毎月届く問題集についてくる情報誌に小さく紹介されていたのですが、これが文具好きのわたしの心を鷲掴み。もう絶対に欲しい。
でもこんな田舎にそんなオシャレなハサミなんて売ってるのかしら。もしかすると新製品なら扱っているかも…?と、祈るような気持ちで町一番の大きな文房具屋さんへ。
予感は見事的中し、文具コーナーですぐ見つけることができました。やはり新製品ということで、力を入れて販売していたのでしょう。
迷わず手に取ってレジに向かうわたしを見て怒る毒母。「ハサミに2,000円も出す人なんかいない!100円のヤツにしなッ!」
しかしこの時のわたしの決意は相当に固く、「いいの。このためにお小遣いを貯めたのだから。」と一蹴。何を言っても無駄だと判断した毒母は宗教仲間に「中学生が2,000円のハサミを買うなんて非常識よね!」と言いふらすのですが、それはまた別の話。
兎にも角にも念願のハサミを買ったわたしは大喜びで、なんと20年以上使い続けました。切れ味は全く衰えず、尖った先端は細かい作業もラクラク。持ち手のプラスチックが劣化しても使い続けていましたが、さすがに指が痛くなってしまうため渋々処分しました。
今思えば確かに高いんですけど、でもその価値はあったなと思います。自分で納得して買ったお気に入りはこんなにも長く使えるのだと学べた出来事でした。
さてそんなわけで、今度キッチンばさみを買い替えます。思い切って高いのにしようかなと考え中。今買ったら一生使い続けられそうです。
何せ実績がありますから。
感謝日記
安全に帰宅
自分を変えるヒントを学べた
体調が少し回復