林真理子さんの「奇跡」を読み終え、次の候補に挙がっていたのが「消費社会の神話と構造」だったのですが、ちょっと今のわたしにはハードすぎるかもと思いとどまっています。
難しい本も好きだけど、今は脳みそが少しお疲れモードなので。
それでもやはり内容は気になるので解説やレビューを探して見たところ、この本の影響で無印良品が誕生したという記事に辿り着きました。
物にブランドがつくことで値段や価値が上がっていく世間の流れに敢えて反する気持ちで立ち上げられたのが「無印良品」。
目指すのは「これがいい」ではなく「これでいい」なんだそうです。
ここで大きく頷いてしまいました。確かにそういう気持ちで買ってるわ。
例えばボーダーの長袖カットソーが欲しいなと思うとき。高いブランドの物を買おうか、手軽にユニクロで済ませようか迷うことがあります。
ユニクロはリーズナブルだし物もいいけれど、鉄板のデザインやシルエットではないんですよね。
ごくスタンダードなカットソーを望むわたしとしては、永遠に定番を出し続けるセントジェームズやプチバトーに惹かれるわけです。でも高い。
そんなモヤモヤを抱えながらふと無印良品の前を通りかかると、なんだか良さげなボーダーカットソーがお手軽価格で売られているのです。
なんだ、これでいいじゃん。とりあえず2年くらいガシガシ着まくる分には問題ないじゃん。
そういう気分で購入することが確かに多い。
内心、ちょっと失礼かな、なんて感じることもありましたが、これこそが無印のねらいだったんですね。
いやぁ、絶妙な匙加減ですよね。さすが。
ネット記事でしたが本を1冊読んだくらいの満足感がありました。
そしてやっぱり、「消費社会の神話と構造」が気になります。試しに借りちゃおうかな。
感謝日記
狙っていた品物が中古で安く手に入った
仕事が進んだ
見たい動画がたくさんあって嬉しい