30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

ガラスの仮面

LINE漫画で期間限定無料公開だそうで、懐かしいな〜と思い読んでみました。

そこで発覚。わたしは途中で挫折していた!

現在49巻まで出ているらしいのですが、47巻あたりからの記憶が全くありません。読んだことなかったんですね。

連載休止になってかなり経つのに初見という、不思議な新鮮さを抱きながら拝見させていただきました。

そして49巻が神回の連続であることをようやく知りました。美内先生がここで休止してしまったのも、なんとなくわかる気がする…。

今さらネタバレも何もないと思うので書いちゃいますが、主人公と想い人がようやく両思いになれる巻なのです。好きだとも愛してるとも言わず、遠巻きに想いをしっかり伝えるこの情緒たっぷりな告白!いいねぇ。

愛してると言えない理由がいろいろありまして、おそらく若い読者は歯痒く感じるかもしれません。でもね、そこがいいのよ。この時点の関係で易々と愛を語ると偽善的に見えてしまう。だからワザと演劇のセリフに思いを重ねるなんて遠回しなことをしてしまうのです。

 

年や経験を重ねると、安易に思いを伝えられない未消化な関係が生まれてしまうこともあるわけで、そこを通過した者だけが49巻の醍醐味を味わえる仕組みになっている気がしました。

 

さて問題はここからです。お話はどう考えても茨の道しか残されていません。というか、主人公はずーっと茨の道ばかりの人生を歩んでいます。自分の才能を自覚していないため上手にコントロールできず、いつも誰かに妬まれたり意地悪されたりしています。世渡りが下手くそで不器用で、演劇への愛と才能と情熱だけで全てを乗り越える、まさに「恐ろしい子」。

でも今度はどうなんだろう。今までに障害とは質が違います。才能で恋の障害を乗り越えることなんてできるのかしら。これを乗り越えたら主人公の性格が変わってしまうんじゃないかしら。

 

きっと相当の覚悟と体力がなければ50巻以降は描けないのだと思います。今はチャージ中なんじゃないかな。

美内先生、ファンの1人として続きを楽しみにしています。

 

感謝日記

目標歩数達成

勉強した中国語を活かせた。

久々に外で朝食