戦時中、17歳という若さで性被害に遭った女性が、95歳にして当時を語る。YouTubeの中京テレビニュースに上がっています。
胸が締め付けられました。ずっと苦しくて家族にも話せなかったそうです。
とあるきっかけでお孫さんがその事実を知り、「話してくれてありがとう」と感謝の手紙を書いてくれたことで当時起こった事を受けとめられるようになったのだとか。
性被害やセクハラ、その他傷ついた事実はこんなにも長い間人の心を傷つけるのだなと感じました。
実は少し前、宗教組織の上層部の方とお会いする機会がありました。
お食事の接待などするうち、「何か気にかかっていることはありませんか」と聞かれたので、実母と物理的にもっと距離を起きたいと思っていることをお話ししました。
理由を聞かれたので、手短に不倫の話をしました。
実母が若い男性と不倫していたこと、朝目覚めてキッチンへ降りたら若い男性と母親が一緒に朝食を作っている場面に出会したこと、その同時期に父親の酒癖の悪さをわたしのせいだと怒鳴られたこと。
会う頻度が多いとどうしてもこういう記憶が蘇ってしまい辛いため、遠くへ引っ越したいとお話ししました。
どうやら上層部の方には衝撃的なお話しだったようです。まず第一声は「それ、もう解決してますよね?!」。
「ええ、話し合いをして別れてます。」と答えると「それならいいけど」と呟き、そこでハッとした表情でわたしを見て、「大変でしたね。でもかなり前の話なんでしょう?」
そういうもんなんだなぁと思いました。まあ仕方がないですよね。品行方正を売りにしている組織の立場で考えると、不倫が現在進行中だったら困るわけです。一件落着してるなら別にいいか。そんな感じでしょうか。
でもね、個人単位で考えると良くないわけですよ。不倫の代償はそんな単純じゃないんです。深い爪痕は夫婦関係以外にも残るんです。そして爪痕や傷跡は自分で治すしか方法がない。
もちろんレイプによる心の傷と比べてはいけないけれど、それが78年間続くのであれば、親の不倫によってつけられた傷だって30年やそこら残るのも無理はないでしょう。
上層部の方の反応に少しがっかりさせられたけれど、動画で救われた気分になりました。
ステイタスや肩書きをアテにしちゃダメですね。
動画のおばあちゃんに感謝です。
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