珍しく夫が古着屋へ行き、ロックポートのローファーを買って来ました。
「とても軽くて歩きやすかったから。でもかなり色褪せしてて。」
確かに、元の色がよく分からないほどスレや剥げがあります。キャメルがオリジナルの色のようですが、乾燥のせいか白くなっている部分も。
わたしのシューケアグッズが並ぶ棚を指差しながら「ここにあるものでどうにかならないか」と言われたので、メンテナンスに挑戦してみることにしました。
何度も「万が一失敗して履けなくなっても文句は言わないこと」と念押しし、いざ作業へ。
まずは馬毛ブラシで誇りを落とし、それからクリーナーで丁寧に汚れを取ります。古布にクリーナー液を染み込ませ、目立たない場所から少しずつ。
液体があっという間に革に吸い込まれ、キャメル色がどんどん焦茶色へ。どうやら相当乾燥していたようです。
すっぴんへ戻したらしばし乾くのを待ち、今度は無色の靴クリームを少しずつ塗布。あまりにグングン吸い込むので、クリームが足りなくなったらどうしようかと心配になるほど。
あとは乾くのを待ってから豚毛のブラシで馴染ませて完了。仕上げに防水スプレーを。
全体的に焦茶色の仕上がりとなりました。おかげでスレや剥げも見えなくなり、補色の必要はなさそうです。
これだけですっかり見違えるようになり大満足の夫。ご機嫌な様子を見てわたしも一安心。
この程度のメンテナンスで蘇るのですから、靴のメンテナンスは覚えておいて損はないスキルだと思います。革靴の新品は値が張りますものね。
次に挑戦したいのはリペア。大それたことは無理だけど、捕食や踵の補修くらいはできるようになりたくて、実は材料も仕入れ済み。そのうちメルカリでボロ革靴を探そうと思います。
感謝日記
メガネのメンテナンス完了
初挑戦のスイーツ
おもてなしの準備ができた