30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

結婚の思い出

友人が結婚記念日のディナーをインスタにあげているのを見て微笑ましくなりました。

と同時に自分の結婚の頃を思い出します。もう20年以上前の話。

 

後になって分かったことですが、わたしの結婚が決まった時期に単身赴任中の父親は絶賛不倫中で、再婚に向けた離婚の準備を画策していたようです。

なので、「結婚を決めた人がいるので会ってもらいたい」と電話をした途端逆ギレされました。

「俺は絶対に会わない!今まで何の音沙汰もなくいきなり結婚は失礼だ。勝手にしろ。俺は会わないし式も出ない。」

音沙汰がないのは父親も同様で、転勤に家族を連れず単身赴任することも滞在先も、全てが決まった後でした。

彼氏ができたことをいちいち報告するような仲ではなかったため、父親のこの反応には違和感がありました。

でもまぁ、世間的にはそうもいかんだろうと、父親の赴任先へ母と共に向かいました。

が、その日の晩は結局夫婦の怒鳴り合い。

「会わねぇって言ってんだろうが!俺を巻き込むなッどうせ宗教が絡んでんだろ!勝手にしろ!」

確かに信者仲間も来るとは言え、結婚式に参列したぐらいじゃ信者になりませんし流石に勧誘活動をする人もいません(たぶん)。

と言うか、別に怒鳴らなくても断ることはできるのです。売り言葉に買い言葉で毒母もギャーギャー喚いています。

「ああそう!じゃあ勝手にするからねッ。お父さんの職場のAさんにはお世話になってるから呼ぶつもりなのに、父親不在でどうすんのさっ」

「呼びたきゃ呼べ!関係ねぇ!」

もうわたしのことじゃなく体裁について怒鳴りあっています。

論点がどんどんズレていき、傍目にはただ怒鳴りたいだけの中年男女の姿。

わたしの結婚って怒鳴り合いがないと成立しないんだろうか。というか、娘の結婚式で親が怒鳴り合うって普通にあることなのかな。そういえば授かり婚した従兄弟は、叔父さんが甲斐甲斐しく新居を探す手伝いしてたよな…。

不思議な距離感を感じながら帰宅したのを覚えています。

これも後に知ったのですが職場不倫は社内でとっくにバレており、お世話になったAさんは父に説教したところ絶縁されたそうです。そりゃあ関係ないですよね。

 

とりあえず父親不在の式はそれなりに挙げ、数ヶ月後に両親は離婚。全てのカラクリが明らかになったのはそれから1年後のことでした。

 

結局のところ、わたしの結婚が父親の不倫再婚の邪魔になると思い込んだ父親が、怒鳴り散らして事を収めようとしたようです。たしかに、下手に親戚付き合いが広がると面倒なことになりますもんね。

別に怒鳴らなくたって、ずる賢い人なら上手に誤魔化せたと思います。弱い犬がよく吠えるように、父もメンタルや知能がいろいろ弱い人間だったのでしょう。

 

タイミングの悪さもありますが、わたしは自分の結婚記念日が近づくたびに親の怒鳴り合いを思い出します。娘を祝福する気のまったくない、エゴのぶつかり合いだけの怒声が今も脳裏に焼きついています。モラハラ夫にそれを話すと「別に今はもう実家にいないんだから辛くないじゃん。」と言われました。いや、そういうことじゃないんだけど…。

 

たぶん結婚にまつわる楽しい思い出もあったはずですが、ほとんど父親の怒鳴り声で掻き消されています。こういうのをトラウマって言うのかな。

だからって他人の結婚が妬ましいとか、そういうことではありません。

ただ、この記憶がポンと出てきちゃうよって、まあそれだけの話です。

読んでいただきありがとうございます。

 

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