先日、夫の仕事仲間と会食をしていたときのこと。
話題がZ世代の話になると、仲間のひとりがこう話だしました。
「Z世代にもさー、やっぱ昭和の教育は必要なんだよね。俺はそういうのしっかり教えたいね。」
ちょっと不思議に思ったので聞いてみました。
「昭和の教育をZ世代に教えるって、どうやって?」
「だからホラ、俺たちの仕事ぶりを実際に見てもらってさ」
「それって、彼らの中のほんの一部でしょう?アメリカのZ世代まで届かないじゃない。」
「アメリカにZ世代なんているの???」
どうやら彼はZ世代は日本特有の言葉だと思っていたようです。どうしてそうなってしまったのかよく分かりませんが、時事に通じていないことは明らか。世代の定義もあやふやな人に仕事ぶりを教わっても、ねぇ…。
きっとこれが昭和の教育なのでしょう。わたしも気をつけなければ。
そう気を引き締めて帰途につき、改めてZ世代について調べてみてびっくり。Z世代の世界人口はなんと全体の3割を占めるのだそうです。どう考えても昭和スタイルの衰退は免られません。
日本では全体の15%ほどしかしないためあまり重要視されていない感があります。都心部は分かりませんが、わたしのいる地方は明らかに高齢者を中心に世の中が動いてますもんね。
アメリカではZ世代に向けたマーケティングがどんどん研究されているそうで、環境や社会問題に鋭くアンテナを張る彼らには誠実性や実用性で訴求しないと物が売れないのだそう。
ブランド志向は薄れ、自分にとって価値のあるものにお金を払う傾向があるらしく、これは若手アーティストが伸びる良いチャンスになると感じました。だから才能ある若者は日本を飛び出すんですね。なるほど。
少し前から、わたしの宗教でもZ世代を大切にする動きが高まっています。ただ、その考え方が日本に到達する頃にはまるで伝言ゲームのように内容が捻じ曲げられ、かなり訳の分からん状態に。
「若者は貴重だから無理させちゃダメ」
「若者を怒っちゃダメ」
ダメなことじゃなくもっと前向きなコミュニケーションの取り方を考えれば良いのに、高齢の信者たちが自分の縄張りに拘り過ぎておかしなルールがどんどん増えています。
でもまぁ、時が解決するんでしょうね。自分じゃどうにもならないし。
そんなことよりも、わたしはZ世代の良さをもっと知りたいし、彼らとスムーズに意思を通わせる柔軟さを持ちたいなと思います。
そのためにも、世界に繋がる細いパイプはたくさん持っていたい。
彼らによって世界がどう変化するのか、眉間に皺を寄せながらじゃなく共に変化の波に乗りたいものです。
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