30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

適当を絵に描いたような

一言で言い表すなら「適当」としか言いようのない同僚がいます。

高田純次さんを女にしたらこうなるのだろうかと、彼女を見るたび思います。

常にマイペースで、他人のために自分を犠牲にすることなど滅多にないし、でも他人に頼るのは大好きだし、そのくせ周囲の誰かが他人に依存しているのを見ると「他力本願はダメだ」と説教を喰らわすような、よく言えば適当、悪く言えばただのワガママなひと。

 

基本的に自分の利益になることばかり考えているので、時折突拍子もない発言が口から飛び出したりします。

数年前ですが、職場に入る際の社員証が廃止され、アプリを入館証として使用することになったときのこと。

導入時はまだまだアナログ派も多く、古い社員証を好んで使う人が多いくらいでした。

デジタルに疎いその同僚も同様で、「アプリなんて面倒くさ〜」と、頑なに社員証で入っていたのですが。

あるとき、古い社員証では社割を受けられなくなる事態が勃発。それを知った同僚、朝礼で堂々と「社割を受けたいのでアプリ入れます。やり方教えてください。」と上司に直談判。

いや、アプリはそもそも入館のために使うのがメインの目的で、社割はオマケのようなものなんですが。

彼女にとっては逆のようです。社割最優先(笑)。

あそこまで恥じらいなく言われては誰も突っ込めず、上司が丁寧に教えていました。

これはほんの一例で、他にもまだまだあります。残業をきっぱり断っておきながら、残業代が少しアップした途端に積極的に残るし、しかも「お金貰えるなら残らなきゃ損だわぁ」と大声で喋るし、遠慮なんて微塵もない。優先順位が分かりやすすぎる…。

 

あれぐらい割り切って生きているとストレスも少なそうです。

真似したいかと言われればそうでもありませんけど、少しは見習いたいかもしれない。

 

感謝日記

いくらのおにぎりが30%引き

失くしたと思った服が出てきて嬉しい

友達と楽しく恋バナ

あそこまで堂々と割り切ってるとむしろ爽快感しかなく、誰も彼女のことを悪く言いません。

それ以外は適当。

忘れ物したり手続き忘れたり、たいてい何かをし忘れてますがケロっとしてます。

「わたしそんなこと言ったっけ?」なんてこともザラ。