とあるインスタの漫画を読みました。
荒んだ家庭環境の子がきれいな海で命を終わらせるという夢のためにバイトを始めたのですが、
職場の同僚たちのやさしさに触れて生きることを選んだという実話に基づくエピソード。
その中で印象に残ったのは、同僚のおばちゃんにお昼は近くのスーパーで買うと伝えたとき「そう。行ってらっしゃい」と声をかけられ、それが普通の家庭のようで嬉しかったという主人公の言葉。
なんか、わかる気がするな。
我が家のずっとトゲトゲした空気が普通の家庭だったので、あまりそういう声掛けはありませんでした。毒母の機嫌の良い時は言ってもらえるもののそれも何かの弾みで豹変するため、実際のところあまり素直に嬉しく思えませんでした。
社会に出て、お昼休みにカフェへ行くとき掛け値なしに「行ってらっしゃい」と言われることが新鮮でくすぐったかったのは今でも記憶の中にあります。
そうか、わたしだけじゃなかったんだ。
社会にはいろんな人がいて、もちろん風当たりの強い時期もあれば理不尽な扱いも受けるけれど、でもそうやって純粋に「行ってらっしゃい」と言ってくれる人もいる。
そして、こちらの何気ない呼びかけで生きる力を取り戻す人もいる。
今度から、わたしも行ってらっしゃいと声をかけよう。
忘れかけていた何かを思い出せた気がして、読んだ後少しだけ涙が出ました。
感謝日記
ラッキーの連続で感謝
今日もご飯がおいしい
友人からの近況報告が嬉しかった