ちょっと悲しい話を耳にしました。
知人が婚約したのですが、そこに至るまでにある女性をひどく傷付けてしまったようです。
愛情のもつれというよりは、誠実さに欠けた友情という側面が大きい。
恋に盲目になったふたりが、周囲への配慮を忘れてしまったために生まれた悲劇。話を聞いたわたしはそう感じました。
恋に夢中になってしまうと、時折そういうことが起こります。
誰のことも傷つけずに恋愛をするのはかなり難しいことだし、ある程度は仕方がないと思います。わたしも今になって思い起こせば、あの人に嫌な思いをさせてしまったなとか、きっとこの人は傷ついただろうなと反省することばかり。
過去は変えられないけれど、同じ間違いを繰り返さないよう気をつけることが、やがては周りに祝福される結婚に繋がるのかもしれません。
それでもう誰ともトラブルを起こさないかと言うとそうでもなく、やはり事あるごとに拗れたりご縁が切れてしまったり、防げないことはままあります。
そんな時は自分の悪かった部分を素直に認め、補える部分は誠意を持って責任を取るのがベストなんじゃないかと思うのですが、今回のふたりは残念なことにそこから逃げてしまいました。
なんというか、わたしはそこがいちばん悲しかった。
場を立ち去っても何も解決しないし、わだかまりも残ったまま。逃げた本人たちだって心にモヤモヤを抱えたままなんじゃないかな。
同じ宗教の信者同士で、ふだん人に優しくすることや正直に接すること、非を素直に認めることを日々学んでいたはずなのに、どうしてここまで最悪のシナリオを選んでしまったのかしら。
逆にもし何一つ心に痛みを感じないのだとしたら、なぜ宗教なんてやってるんだろう?時間の無駄だと思わなかったのかな。
がっかりしたけれど、わたしにはどうすることもできません。これからはふたりで、これ以上誰も傷つかないよう優しい気持ちで過ごしてくれたらいいなと願って止みません。
感謝日記
遠出から無事安全に帰宅できた。
タイミング良くクーポンで安くお寿司を食べることができた。
目標歩数達成