30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

毒のある人たちと戦う方法

保身のために嘘をつく人がいます。

嘘とまでいかずとも、無理やり人のせいにしようとこじつける人もいます。

 

カバードアグレッションとかマニュピレーターなどと呼ばれるそれらの人種には関わらないのが最善だそうですが、人生なかなかそうもいきません。

 

「子どもなんか奴隷だ。」と親から言われ続けて育ったわたしはその辺の感覚が完全にバグっていたため、結果、親も夫も姑も、気づけば皆さんマニュピレーターだったというお粗末な展開に。

 

彼らは本当に狡猾です。普段は批判とマウントばかりなのに、ある時だけ「どうしたらいいと思う?」と意見を求めてきます。

尊重されることが滅多にないため嬉しくなり、あれやこれやとアイデアを出すと速やかにそれを盗み、まるで自分のアイデアであるかのように他人に語り鼻高々に振る舞うのです。

後で文句を言うと「誰が言ったかなんて問題じゃない。」と取り合ってくれず、また同じことの繰り返し。

 

その虚しさにようやく気がついたのが5、6年前。以降、アイデアを出すことをきっぱりやめました。

無論、当初は逆ギレの嵐です。自分の代わりに宿題をさせてそれを丸写しして済ませていたのに、ある日突然出来なくなってパニクっているガキ大将と同じです。

「わたしがどうなってもいいのかッ」と脅されたりもします。どうなってもいいよ別に(笑)。

何の根拠もなく「全部あなたが悪い!」と髪をボサボサにして怒りまくる姑や、「このままじゃ宗教組織での君の立場も危うくなるんだぞ!」と脅迫する夫。いや、立場なんて元々ないし…(苦笑)。

 

モラハラ上司とか、DV夫やDV彼氏も似たようなものだと思います。

いいカモが逃げようとするとみんなキレます。

それが通用しないとなると、今度はこちらの真似をしてきます。

何か尋ねても「さあ?知らない。自分で調べれば?」と、答えやアイデアを出すのを渋ってきます。が、残念ながら彼らは中身がないので、こちらは痛くも痒くもありません。

散々彼らの代わりに頭をフル回転させてきたため、彼らの意見やアイデアがなくても生きていけるだけの知恵が身についているのです。

 

ここに気づかず心が折れてしまう方もたくさんおられるようです。分かります、普通ならこの段階でハッと気づいたり反省したりしますもんね。彼らは決してそんなことしません。何が何でも相手のせいにするため、嘘や出まかせを幾らでも口にします。

でも忘れないでください。被害を受けている皆さんは彼らより遥かに賢いということを。

 

彼らは時折優しくなったり弱々しくなったりもします。天才的な演技力です。それでも素っ気なくしていると突然元気になってまた脅しをかけてきます。正気の沙汰ではありません(笑)。

正気を失っている自覚はあるようで、姑なんかは「普段のわたしはこうじゃない!アナタのせいよ!」と気の毒なくらい醜い形相で訴えてきました。

 

そうこうするうちに数年が過ぎ、最近やっと少しだけ毒母と姑が大人しくなりました。

面と向かってわたしに何も言えない代わりに周囲にわたしへの恨みつらみを吐き捨てているようです。

「娘が助けてくれない」「何もしない嫁だ」と宗教組織内で言いふらしているようです。信じる人もいるし聞き流す人もいるし、相手にしない人もいます。まあ、信じたい者同士で寄り集まっていればいいんじゃないでしょうか。

 

まだまだ戦いは終わりません。でも、ほんの少しだけ勝利への希望が見えています。

戦いに疲れてしまうこともありますが、ここで止めるわけにはいきません。

絶対に自由を勝ち取るんだ。決して奴隷には戻らない。

わたしなりの戦い方を今日は少し書いてみました。自分の過去を振り返ることもでき、頭の中を少し整理できたと思います。

 

孤独を感じながら戦っている方へ、少しでも寄り添える記事になっていれば嬉しいです。

 

感謝日記

家をきれいに使っていることを大家さんに感謝された

住まいのトラブルが解決しそうで嬉しい

友人の気遣いが嬉しかった