是々非々。立場にとらわれず、良いことは良い、悪いことは悪いと判断すること。
英語ではfair and just と言うそうです。
これ、簡単そうで難しいなと思います。
そもそも世間一般がそういう考え方ではないようで、「あんな立派なこと言ってるけど、あの人以前に逮捕されてるじゃない。だからあの人の言うことは信用できない。」というのが大多数なんだとか。
うーん、分かるけど難しい。
でも思うに、裏でたとえ悪事を働いていたとしても、電車内で痴漢を捕まえるとかお年寄りに席を譲るとか、誰かが落とした財布を拾ってあげたりだとか、その行為自体は良いことなんじゃないかなぁ。
それを見てもなお「あんな前科者のやる親切なんて信用できない」と言うのなら、そっちの方がよっぽど性格悪い(笑)。
あと、誰が言ったとしても事実は事実。
人は見たいものだけを見るとはよく言ったもので、嫌いな人の述べる事実を否定するパターンもよくある気がします。
結果、事実がどんどん捻じ曲がっていくんですよね。
どうせ人の心なんか読めやしないんだし、だったら目の前の事実を事実として受け止めるほうが実際は楽なんじゃないかと思います。
でもどういうわけか、事実を見ずに「内心こう思ってるはず」「本当はこう考えているに違いない」と憶測で物事を進める人のなんと多いことか。
わたしも以前はそうでした。でももう疲れちゃった。
人の心を推測するなんて、やり始めたらキリがありません。
なので、その人の言ったことをそのまま受け止め、矛盾があれば質問して解消するようにしているのですが。
相手によっては「そんなことは言ってない」と事実を捻じ曲げようとするんだから困る。
「いや、たった今そう言ったでしょ」
「そんな意味で言ってない。」
「どんな意味があったとしても、そう言ったことに変わりはないよ。」
「そんな上から目線でモノを言うな」
と、全く埒があきません。上からモノを言うことは今した発言と何の関わりもないのだが…?
歪みのない目で物事を見れるようになりたいものですね。
感謝日記
ご飯を差し入れしたら喜ばれた。
足りない食材が偶然手に入った。
ゆっくり音楽を聞けた。