わりと女性ファンの多いセクシー女優の深田えいみちゃんの動画で
「ここはやればやるだけ自分に返ってくる世界」というコメントがありました。
へー、AV業界ってそうなのか。
たしかに、彼女はそれを体現するかのようにオリジナリティを追求していたことがあったようです。
みんなロングヘアだから自分はショートにしようとか、敢えてメガネをかければ個性が出て目立つんじゃないかとか。
やればやるだけ反響があるし得るものも大きい。彼女自身の体験を通してその結論に至ったようです。
えいみちゃんの作品は見たことないし、わたしはYoutuberとしての彼女しか知りませんけど、きっと作品の中にも彼女の努力が垣間見られるんでしょうね。
とは言えそれが通用しない業界もたくさんあります。たとえば宗教もそのひとつ。
やるべき方向を間違えると何一つ返ってきません。
たとえば、信者獲得のために奮闘したり、幹部連中を接待することに一生懸命になったり、寄付を山ほどしたり。
組織はそういうことを一生懸命行うよう信者を激励してるけど、やったところで組織からは何もリターンがありません。
一方、組織が奨励することにはさほど積極的ではなく、代わりに幹部連中のご機嫌取りばかりしている人や、親や祖父母の代からその宗教を長く信仰している人などはヒョイヒョイ上に行けたりします。要は媚びを売ったりコネがあると勝ち組になれるっていう。
何もこれは宗教に限った話ではなく、会社でも学校でも、いわゆる「組織」というのは大きくなればなるほどそういう仕組みになるようです。
わたしも昔は「この宗教インチキじゃん」と正義心を振りかざして怒っていたこともありましたが、組織心理学の専門家、ジェフェリー・シェファーさんの本を読んで納得しました。
がむしゃらに営業して成績を上げるビジネスマンは、上司から見れば「こいつは今のままのポジションで稼がせていた方が我が社の利益になる」となり、昇進が難しくなることがあるようです。うちの宗教も同じで、新規信者をゴリゴリ獲得する人は意外と平信徒のままだったりします。
もちろんそれが全てではなく、しっかり成績を収めながら立場を上げる方法もあります。そのあたりはご自身で本を読んで確認していただくことをお勧めします。
宗教に限らず、会社や学校など組織に関わりのある人にはきっと役立つはず。
何でもがむしゃらにやればリターンが期待できるわけでもなさそうです。この歳になって少しずつ分かってきました。
要領ってもんがあるんですよね。わたしはその要領がすこぶる悪いのだけれど。
とりあえず、間違えた方向へがむしゃらに頑張るのだけはやめたいものです。
ちょっとずつ、出来ています。
感謝日記
副業のお仕事がひと段落
友人の体調が回復して安心
読書の時間が持てて感謝