大好きな山口智子さんがヴォーグのYouTubeチャンネルに出てました。
なかなか奇をてらうスタイリングですが、そもそもヴォーグのセンスは素人の次元を遥かに超えているのでこれで良いのだと思います。
雑誌はファッション誌というよりアートに近い気もしますし。
今回はカバンの中身紹介でした。
3泊4日の旅行に行けるくらいの荷物で登場し、ひとつひとつ説明してくれます。
全く気取ったところのない素のかんじが相変わらず魅力的でした。
ブランド品のポーチではなく、プロジェクトで訪れた先で見つけた手織りのポーチにコスメを入れ、寒さ対策もネパールで買ったパシュミナ。
わかります。現地のものっていいですよね。
ひとつひとつに個性があり、同じものがふたつとない民芸品。出会ったときがタイミングとはまさにこのこと。
流行り物ではなく彼女自身がイイと思った物を詰め込んでいるカバンでした。
真似したくても真似できないところに「山口智子」という個性を感じます。
ムーミンもお好きだそうで、フィンランドのムーミン博物館の「かわいい感じじゃなく、闇とか冬といった雰囲気が良かった」と熱く語っておられました。
これは分かる。テレビではほのぼのしたムードで放送されていましたが、原作は読んでいるだけで冬の寒さを感じます。みんなどこか暗くてネガティブな哲学を持って淡々と暮らしてるんですよね。
それが妙に大人な雰囲気を醸し出していて、わたしも原作を読みながら「これは子供向けのお話なのかな?」と子供ながらに感じたのを覚えています。
山口さんも同じことを考えていたのはちょっと嬉しい。
相変わらず自由で優しくて、大人と子供の間を行ったり来たりしているような方でした。
無邪気な反面とても繊細で、ガラス細工と防弾ガラスが組み合わさっているようなアンバランスさが魅力なのかもしれません。
いいですね。わたしもあんなふうに年を重ねたいものです。
感謝日記
遠くの友人を慰めに行けた。
久々のインド料理が美味しかった。
長距離ドライブだったけど無事故で帰宅できて感謝。