30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

セサミストリートの思い出

クッキーモンスターの本名はシドだと本人自らツイートしたそうで、ほっこりとニュースになっていました。

今さらシドとか言われても全然ピンとこないけれど。

 

今もセサミストリートってTVで流れているのかな?わたしが初めて目にしたのは小6か中1くらい。母親がテレビをつけながら「これ知ってる?日本のひらけ!ポンキッキみたいな番組」と見せてくれたのがきっかけでした。

ひらけ!ポンキッキはフジテレビの子供番組で、93年まで放送されていました。ガチャピンとムックはまだどこかで現役のようだし、知っている人も多いかもしれません。

 

たしかにそう言われればそうなんだけど、全編英語でおまけに早口。日本のアニメやキャラクターのようにオブラートで包んだゆるふわなキャラではなく、アメコミ風のちょっとリアルなイラストで「手!口!足!」と強めにシャウト。

アメリカの子供番組は大人っぽいなあと思ったのを覚えています。

当時は英語教材として放送されていたのか、日本語の吹き替えも字幕もありませんでした。

一体彼らが何を話しているのかを知りたければテキストを買うより他に術がない、そんな時代だったのです。

あの黄色いデカい鳥や赤や青や緑のモジャモジャの話していることが知りたくて、子どものお小遣いで買うにはやや高いテキストを購入。

すごいんです。放送内の全ての会話の英文と日本語訳が丸々1か月分掲載されてる。

しかもご丁寧にアメリカンジョークの解説付き。番組内でサンフランシスコのことを「フラスコ」と呼んでいたときも、「かなりくだけた表現で、やや下に見るニュアンスも含まれているため本来は使わない方が望ましい。」みたいな説明書きが加えられていました。たぶん今は使われていない単語かもしれません。

マイアミマウスというキャラが登場したときも、「アメリカで大ヒットしたドラマ、特捜刑事マイアミバイスのもじり。そのためキャラクターのネズミは警察の格好をしいている」とか書いてあって、当時はテキストからアメリカ文化をかなり学んだ記憶があります。

 

エルモは3歳くらいの子どもの語彙力だから文法はあまり正しくないとか、このまま使うと幼稚といった解説もありました。が、当時のわたしの英語力ではエルモの言ってることくらいしか分からず、エルモのセリフに蛍光ペンを引いて一生懸命覚えていました。涙ぐましいなあ…。

 

クッキーモンスターはダミ声で、基本的に何を言っているかよく分からないキャラクター。オチはいつもクッキーをバリバリ食い散らかすのみで、あまりコミュニケーションも取れない。

でも悪気がなくて憎めない、茶目っ気のあるところが人気でわたしもグッズをいくつか持っていました。

今にして思えばああいうのを推し活って言うのかもしれません。セサミストリートのキャラクターグッズはあまりメジャーではないため決まった店でした取り扱いがなく、しかもサンリオよりお高い。それでもドハマりしたわたしはコツコツとお小遣いを貯め、文房具やぬいぐるみを買い集めていました。どこで買ってたんだっけな…そしていつの間にか全て消え去っていたな…。

 

その熱意たるやなかなかのもので、少なくとも1年ぐらいはテキストを買い続け番組を見ていました。ラジオで聞いていた基礎英語の効果と相まって、英語の成績はそれほど悪くなかったと思います。

 

それがいつしかテキストを販売しなくなり、わたしも興味が失せ始め、全く見なくなりました。

それでも100円ショップでもセサミストリートのキャラクターグッズを見かけると購買意欲が湧きます。というか今でも好きな子たちがいるのがすごい。時代を超えて愛されるキャラクターなのが嬉しいですよね。

 

エルモ役の声優さんがかなりガタイの良い黒人のおじさんだったことにショックを受けたこともりましたが(笑)、間違いなくわたしの成長に一役買ってくれた番組でした。

懐かしいな〜。てか、クッキーモンスターTwitterやってるのね。せっかくだから後でフォローしておきましょう。

 

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