数ヶ月ぶりに髪を切りに行きました。
わたしはヘアスタイルや用語にかなり疎いので、いつもネットで画像を探してそれを美容師さんに見せてオーダーしています。
今日も今日とて同じように「こんな感じでお願いします。」と画像を見せると、
「うーん」という反応。
「わたしの髪じゃ出来ませんか?」
「いや、できるよ。できるけど、このスタイルは仕上げにコテを使うからこうなるんだよ。」
どうやら、ズボラなわたしに毎朝ヘアアイロンでスタイリングするのは無理だと思われているらしい。
さすが長い付き合いだけあってよく分かってらっしゃる。ええ、無理でしょうね。
いいのいいの。スタイリングを頑張るのは仕事の日と人に会う用事のあるときで、休日はほったらかしますから。
でも一応「ヘアアイロン持ってるし、がんばります。」と伝えてカットをお願いしました。
わたしがオーダーしたのは「ネオウルフ」と名付けられたスタイルなのですが、美容師さんによると「これ厳密にはウルフじゃないんですよ。どちらかと言えばボブなの。」だそうです。
「そうなんですか。でもネットにはこれ全部“ウルフカット”って。」
「流行りに乗ってそう書いておけばみんな見るから。」
そういうことか。商売のニオイがぷんぷんしますね。
チョキチョキと小気味良い音を鳴らしながら、美容師さんは「この髪は硬いね。」と呟きます。
「これでも若い時よりはマシになったんですけど、それでも普通より硬いですか。」
「うん、硬いね。だから、さっきの画像のようにはならないんですよ。」
なるほど、あの「うーん」にはそういう意味があったのね。
「でもまぁ、」とフォローするように美容師さんはこう続けました。
「ああいう写真は髪質の良い人を選んでるから。」
なるほど。
「美容師さんの思い通りのスタイルになる人ってことですか?」
「そうそう」
確かにそうですよね。「こんなはずでは」みたいな仕上がりになる髪質の客をわざわざ選ぶわけがない。
つまりわたしは、その「こんなはずでは」派に属しているのでしょう。
こればっかりはどうしようもありません。自分なりに納得のいくスタイリングをするよりほか方法がなさそうです。
そんなわけで、帰りに立ち寄ったミスタードーナツでコーヒーを飲みながらお勉強。
最近よく見る濡れたようなスタイルは、オイルを使って仕上げるようです。
オイルならどれでもいいわけじゃありません。自分の髪質に合わせないとダメなんですって。
そこでやっと分かったのですが、世に出ているヘアオイルって髪の量が少なめ〜普通、柔らかくて細い人向けの物がほとんど。
わたしのような、量が多くて太くて硬い髪の人は重めのオイルでガチっとまとめるしか打つ手がないようです。
ヘアケア業界もお手上げということでしょうか。
それでもやってみたい。わたしもヘアオイルとやらを使ってみたいのよ。
コーヒー3杯お代わりして調べあげた結果、Nポリッシュオイルが要件を満たしていそうだったので帰りに買ってみました。
さて、使いこなせるかどうか。
感謝日記
今日は1万歩歩けた。
快晴の中爽やかに歩けた。
オールドファッションが美味しかった。