30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

返信が丁寧だけど仕事が遅い人

職場で必要な手続きがあるのですが、支部の担当者か本部の事務センター、どちらに連絡したらよいのかよくわかりませんでした。

とりあえず支部の担当者にメールしたところ「本来は事務センターでの扱いになるのですが、今回は日にちの関係でわたしが対応します。事務センターにも話を通してありますので大丈夫ですよ。」と、秒でお返事をいただきました。

なんて頼もしいお方なの…!

支部の担当者は女性なのですが、たぶん次の事例で本部移動になるのが確定の、とても仕事のデキる女性です。

ざっくばらんで話しやすくテキパキしています。

面白いのが、あまりビジネス用語やマナーに準じたメールをしてこないこと。

もちろん取引先へはビシッとした言葉遣いでメールしているのでしょうけど、わたしたちは同じ社内の人間ということでカジュアルになっているのかもしれません。

中には社内でも社外でもガチガチの敬語でメールを送る人もいるので、あまり堅苦しいルールはないものと思われます。

 

とにかく、カジュアルではあっても仕事が早いのが彼女の特徴です。

回りくどい挨拶や言い回しをすっ飛ばして「いいですね。これでいきましょう」とか返信がくるので用件がクリアでとても分かりやすい。

 

わたしはこういう方が好みです。

 

一方で、言葉遣いは大変丁寧だけど仕事が遅い方も少なからずいます。

副業先の担当者がそのタイプ。

「〇月〇日までに連絡がなければ、今回のお仕事は不採用と判断してください。」と言われ、期日になっても音沙汰ナシだったのでてっきり不採用だと思っていたら、納期ギリギリになってこんなメールが。

「返信が大変遅くなりましたがあなたは採用です。業務はすぐ開始していただけます。納期までに作業してほしい分量は〇〇です。何卒よろしくお願いいたします。」

いやいや、待て待て。

不採用確定の期日を過ぎてもじっと待ち続けるほどこの会社に愛着があるわけでもないし、この仕事に執着があるわけでもない。なんならもう別の仕事始めちゃってるし。

 

文面はとてもとても丁寧で100点満点の言葉遣いでしたが、どことなく上から目線な感じがしなくもない文章でした。

言われるまま引き受けるのもなーと思い、そもそも期日が過ぎているからそんなに作業はできませんよと交渉して業務を開始しました。

 

というか、そんなバカ丁寧な文面はいらないから、約束の日時を大幅に過ぎていることへの謝罪が一言あってもいい気がするんだけど、そういうのは社内規定で禁止されてるのかな?

単発のお仕事程度なら…と登録している会社ですが、度々起こるミスに対し一切の謝罪がないのが特徴です。以前こちらの委託業務がきっかけで見知らぬ第三者にメアドが漏れてしまったこともあるのですが「もうどうしようもありません」としかお返事がもらえませんでした。ただ、そのメールも言葉遣いに関しては完璧っていう(笑)。

 

言うことが立派でやることがずさんな会社。

言うことは大ざっぱだけど仕事は早くて正確な会社。

 

以前派遣として働いていた上司に会う機会があり聞いたのですが、コロナで一時期導入していたテレワークがどんどん出社形式に変わってきているそうです。

「派遣がテレワークに合わないというのもあるんだけど、やっぱり直接会ったほうが仕事しやすいからって切り替えてる企業が多いのよね。」

土地柄や業種もあると思います。こちらは田舎なので、対面のほうが都合の良い職種が多いのかもしれません。

回りくどい言い回しや完璧な敬語を使いこなせなくても、直接会えば誠意や真剣さは伝わったりもしますしね。

 

必ずしもテレワークがずさんということではありません。

他にも登録しているネットのお仕事の会社がありますが、そちらの担当さんはシンプルで分かりやすい文面のメールをくれます。逆に面倒くさい言葉遣いが苦手なんだろうな、という印象。でも支払期日や手続きが遅れたことはないので信頼できます。

 

要は、直接会って仕事をするにしてもメールのみの付き合いだとしても、その人の本質はいずれ見えてくるのだということ。

たとえ表向き言葉遣いが丁寧でも、レスポンスの遅さや内容の薄さ、処理のずさんさで人となりは明らかになってくるもの。

「メールだけの関わりだからいくらでも誤魔化せる」なんて考えていたら、いつか大ケガしそうです。

 

逆にこちらも、丁寧な文面に惑わされないよう気を付けなければいけません。

わたしは相当用心深いタイプなので、オンラインサロンでもサブスクのサービスでもかなり時間をかけて観察します。

数か月様子を見て、リスクを取れると思ったら入会。

違和感を感じたら近づかないようにしています。実際、おかしいなと思ったサロンは1年後には閉鎖されていたりするので、自分の勘もいくらかアテになるのかなと。

 

勘が働くためにはある程度失敗も必要です。

わたしも若い頃は勘が鈍くて怪しいコールセンターで働いたこともありました。

あまりに怪しくてすぐ辞めましたが、その2年後くらいに会社の代表が詐欺罪で逮捕されてました。変なものを売りつけていたようです。

消してしまいたい黒歴史ですが、それも人生の教訓と割り切るようにしています。

この話は、いつか、また。

 

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