嬉しいことにタダ券をいただいたので、久しぶりにスーパー銭湯へ行ってきました。
しばらく行かないうちにずいぶん様変わりしてびっくりです。
半日ほど過ごしたのですが、もっといても良かったかも。
大浴場が過ごしやすいのは前からでしたが、岩盤浴の種類が増えていたのには驚きでした。
温度や質の違う岩盤浴が4種類。
調子に乗って最初は最も温度の高い53度の部屋を試しましたが、さすがにキツかった…。
クールダウンし、次は43度の部屋。
これは快適です。温泉以上サウナ未満。
時間がちょうど良かったのか、人がほとんどおらずとても静かです。
ヒーリング系のBGMが流れる中で、まずはうつぶせで5分。
全身がじんわり温まり、なんとなく汗ばんできたなというタイミングで今度は仰向け。
ここで気づいたのですが、この環境は呼吸瞑想にめちゃくちゃ合ってますね!
53度の部屋は吸う空気がもう熱くて呼吸に集中する余裕がありませんでしたが、43度はゆっくり吸ってもさほど暑さを感じません。
鼻から静かにゆっくりを息を吸い、口からさらにゆっくりとしたペースで息を吐く。
薄暗く静かな室内にほんのりとアップルの香りが漂い、リラックスした気持ちで呼吸に集中できます。
身体の奥から汗がにじみ出るけれど、決して気持ち悪くない。
不思議なんですが、瞑想をしていると過去に心を通り過ぎた様々な感情が掘り起こされてきます。
「そういえばこんなイヤなことがあったな。」
「そういえばあれを買おうと思ってたんだ。」
「ブログのネタにするつもりが書き忘れていた。」
思わずメモを取りたくなるほどの情報量ですが、ここで立ち止まってはいけません。
過去の情報や感情に気をそらされるままにするのではなく、呼吸に意識を向け直す必要があります。これが瞑想で重要なポイント(らしい)。
10分後、起き上がってみると自分が思っていた以上に汗びっしょり。でもさわやか。
これぞデトックスという感じ。
本来、瞑想だけなら45分くらいやったほうがいいらしいのですが、まあ久しぶりの岩盤浴ですし、10分でもいいことにしましょう。
身体を休めるため、喫茶室でホットコーヒーを飲んで休憩室へ。
漫画喫茶並みにコミックが揃っており、リクライニングチェアでゴロゴロしながら「SPY×FAMILY」を読むしあわせ。
そう、やっと最近スパイファミリーを読みだしたんですよ。
ずっと気になってたんだけどなかなか手を出せなくて、定期的にアプリで読んでいた別の漫画が最終回を迎えたのを機に読み始めました。
想像以上に面白くてドハマりしてます。アプリで読むだけじゃ足りないな。単行本も買ってしまいそう。
舞台がイギリスっぽいのもいいですよね。レイトン教授の世界観が好きな人はきっとスパイファミリーも好きだと思う。
アーニャもすごく可愛くて、その昔ブラックジャックのピノコとかハクション大魔王のあくびちゃんが好きだった人はもう絶対間違いなくハマるんじゃないかしらん。
というか、わたしの読み間違いでなければ、単行本に載っているけどアプリには未掲載のお話もあるような気が…。だったらもう買うしかないよね。
と、こんな塩梅で至福の時を過ごしたのですが、残念だったのが休憩室の照明が暗かったこと!
いや、いいんですよ。休憩室なんだから薄暗くて当然です。その中で、漫画を読みたい人は読めばいいのです。
ただ、その薄暗さが老眼に差し掛かってる自分には非常に読みづらい暗さで…涙。
まだ老眼鏡を作っていないこともあり、薄暗い場所で文字を読むときに、ピントを合わせるまでかなりの時間を要するようになってしまいました。
コミックを開いたとき、アーニャのひらがなのセリフしか目に入らずどうしようかと焦りましたが、目が暗さに慣れるうちだんだん読めるように。それでもちょっと読みにくかったけど。
キリのいいところまで読み終え、身体もすっかり冷めたところで第2ラウンド。
再び岩盤浴で瞑想をし、いい汗かいて帰途につきました。
どちらかと言えば天然温泉が好きなのですが、そちらは岩盤浴もないし休憩室もここまで整っていません。大広間に長テーブルが並んでるだけ。
たまにはスーパー銭湯もいいですね。回数券を買って足しげく通うお客さんがいるのもわかります。わたしも独身なら間違いなく回数券買って仕事帰りに寄るわ。
とくに岩盤浴+瞑想の組み合わせが自分としてはヒットでした。ここまでスッキリするとは思わなかった。家でやるのとはまた違う集中力を肌で感じることができるのでオススメです。
泊りでもいいけれど、荷物の準備の手間などを考えると日帰りくらいがちょうど良さそうです。行き慣れた場所なら道に迷うこともないので余計なストレスが一切かかりません。
今回は手ぶらで行きましたが、「今度来るときはこういう準備をした方がもっと快適に過ごせそうだな。」と感じた部分もあったので、次回に生かそうと思います。
感謝日記
メルカリがまた売れた。
お見舞いのイラストを書いたら喜んでもらえた。
店員さんが親切に応対してくれた。