30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

山口智子さん

おしゃれクリップ、ご覧になりました?わたしはTverで見ました。

山口智子さん、相変わらずカッコかわいいですね〜大好き。

少年ぽくて少女ぽくて、姉御肌のようで自由人。

 

岩井俊二作品にいくつか出てて、ドラマとはまた違った側面を魅せていたのが印象的でした。

undoでは、今で言うところの共依存?がもっと危なっかしくなったような女性を演じていたんですけど、無邪気で脆くて、物理的に縛られても心が満たされない愛の病を抱える姿が可愛らしくもあり怖くもあり。

 

スワロウテイルではシェンメイという殺し屋の役をするのですが、あれはピッタリだったなぁ。

殺人=仕事という認識なので良心の痛みなどこれっぽっちもなく、見事にヒットして「っしゃあ!」って喜んじゃう。

泥臭い職業でミリタリースーツばかり着るわりに、髪をカラフルに編み上げて女性らしさもしっかり出すあたり、殺し屋は殺し屋でもゴルゴとは違うんだぞ、という主張が見え隠れしていて可愛いんですよね。

というか、スワロウテイル全体がどこか無邪気で子供っぽくて可愛い雰囲気ですよね。

身売りも偽札作りも歌手デビューも、後先考えず「お金ほしー」というシンプルな欲望で動いてるだけ。登場人物はそれぞれ、器量が良かったり歌が上手かったりと持って生まれた長所がたくさんあるのに、育った環境からかそこには無自覚。

そこに目をつけた汚い大人たちに利用されて傷ついたりして、ほんとこれは子供の心を持ったまま大人になった人たちのストーリーだなあと思います。

主人公のCHARAの少女っぽさも、山口智子の無邪気さもこの作品にすごくしっくりきてました。

 

でも、世間的にはロンバケのイメージがやっぱり強いのかな。

破天荒で真っ直ぐで、意外なところで意地っ張りで変なところで素直。

見てて飽きない魅力的な女性でした。

ドラマの名シーンをおしゃれクリップでちょっとだけ再現したんですけど、あのいたずらっ子みたいな照れ隠しの笑顔はまだまだ現役。めちゃくちゃ可愛かったです…。

 

今は音楽プロジェクトを通じて自分の「好き」を追求しておられるようでした。

世界中の音楽文化を映像にしているそうですが、その中でイヌイットの言葉遊びの映像が!

2、3年前に友達が教えてくれて感動したのですが、山口智子さんも同じように感じてくれたというのはなんだか嬉しい。

こんなやつです。

youtu.be

 

どう見ても音楽だけど、彼らにとっては遊びなんだそうで。音楽って深いなぁ。

 

他にも、沖縄の民謡やスペインのフラメンコなど、山口さんの感動の向く先は多岐に及んでいます。

映像を見ながら自然に体が踊ってしまうところも、彼女の感性の豊かさを物語っているようで良かったなぁ。

 

唐沢寿明さんとに馴れ初めを聞かれても「そんなロマンチックなもんじゃないですよ。」とサラリ。照れも隠しもせず、過剰に盛ることもなく「ドラマのあとに交際してすぐ一緒に住み出して…」とのことでした。

実際そんなもんですよね。インスタやTwitterではご自身の馴れ初めマンガを多く見かけますが、皆さんなかなかドラマチック。漫画的にはそれくらいの演出が必要なんだろうけど、最近はあまりの数の多さにちょっとお腹いっぱいになっていたので、山口さんのサラダのようにサッパリしたコメントは逆に新鮮でした。

 

夫婦関係もすごく自立していて、「真逆を向きながらも背中を合わせている感じ」と表現していました。

依存しすぎない関係なんだと思います。ひとりでも生きていけるけど、ふたりでいることを選択している、みたいな。

我が家もどちらかといえばそれに近い関係で、あまり周囲には理解されず「仲いいの?」と聞かれたりもするんですけど、自分達としてはこれでしっくりきてるんですよね。

山口智子さんもそうなんじゃないかな。一般的な夫婦のカタチとか興味ないわ、という感じなんじゃないでしょうか。

やりたいことがありすぎて、世間の評判やアンチコメントなんか見る暇ないんだと思います。

子どもがいないこととか長期で海外を飛び回ることでメディアが騒いでいた時期もありましたが、それでも貫き通した結果が今なんだと思います。

信頼できる友や仲間、伴侶がいて活動を続けることが出来ている。

やり通すことには勇気が求められるけど、それを乗り越えた先には本当の自由がある。

番組から、そんなことを教わった気がします。

 

スペインのダンスの先生が「トモコは繊細だ」と述べた時、山口さんすごく嬉しそうにしてました。「大雑把だって言われることが多いのにー!」って。

一見そう見えますがあれだけの女優さんですし、繊細さは絶対に兼ね備えていますよね。

ダンスの先生もアーティストですから、そういう部分にすぐ気がつくのかも。

 

繊細さと大胆さを併せ持っているからこそ、彼女は幾つになっても美しいのだと思います。

わたしもそうありたい。

繊細で脆い部分は確かにあるし、完全に拭い去るのは難しいだろうけど、それを覆えるくらいの大胆さを身につけることで自分は成長できるんじゃないかな。

そう、前向きにさせてくれる番組でした。ありがとう。

 

感謝日記

iHerbで欲しい商品が安くなってた。

職場を去る同僚に感謝を伝えられた。

もみじ饅頭がおいしかった。