夏!夏といえば白い服。涼しげですよね。
とか言いつつ、単にコーディネートがよく分からなくて白に逃げてるだけです。
とりあえず白を着ておけば組み合わせ的に間違いはないだろう、みたいな。
そうしたら、色だけじゃなく素材の組み合わせというのもあるんですって。
考えもしなかったよ。
まあでも確かに、麻とダウンの組み合わせは季節がちぐはくな感じがするし、そんなイメージかしら。
ちぐはぐというか、冬に麻なんて寒くて着る気になれませんよね。要は季節感を大事にすれば無理なくコーディネートが出来上がりますよ、ということなのかもしれません。
さて、そんなわけで季節を通じて白を着るわたしですが、おっちょこちょいなのですぐ汚します。
コーヒーが入ったタンブラーのフタがちゃんと閉まってなくて、飲んだら隙間からポタポタこぼれたり。
氷が入ったウーロン茶のコップで勢いよく飲もうとしたら、先に氷が迫ってきて「ブフゥ!」ってお茶をこぼしたり。
焼肉屋ではエプロンの範囲外に汁を飛ばすし、なんかもうよく考えたら自分は白を着ない方がいいんじゃないかというくらい汚す。
さすがに汚れたまま着続けることはできず、おかげさまでシミ抜きがかなり上手になりました。
基本は、汚れがついたら出来るだけ早く処理すること。
汚れの種類にもよるのですが、食べ物のシミは綿棒とタオル、食器用洗剤で対処することが多いです。
汚れの部分に少量の水をかけ、布を湿らせます。その上に食器用洗剤を1、2滴垂らします。
汚れと洗剤を馴染ませたら。そこにタオルを当てます。
ひっくり返して、布の裏から綿棒でトントンと叩きます。
服についた汚れをタオルに移すイメージです。
これを数回繰り返すと跡がわからなくなるくらいキレイになりますよ。
コーヒーやお茶の場合、わたしは重曹を使います。
やはり水を少量かけ、そこに重曹を多めに振りかけます。指でコーヒー染みと馴染ませて、少し放置。
重曹が汚れを吸い取るので、こちらもかなり効果あり。
人によってはクエン酸を混ぜる方もいるようです。
これまで大体のシミはこれで解決していたのですが、今回の敵はなかなか手強かった。
その名もシャウエッセン。粗挽きソーセージです。
その日は仕事で、おろしたての白いデザインTシャツを着ていました。
朝ごはんにレンジでチンしたシャウエッセンを食べたところまではよかったのですが、
食べ終わった食器を洗おうとしたとき、シャウエッセンが乗っていた皿が水を弾き、しぶきがTシャツにかかりました。
こういう時に限ってエプロンをしていないんですよね…間抜けすぎます。
洗う時間も着替える時間もなく、シミがついたまま出勤。
道で行き交う人がそんなものに気を留めないのは分かっているものの、それでも恥ずかしいものは恥ずかしい。
カバンで前を隠しながら仕事へ。
帰宅してさっそく洗濯をしますが、もう半日以上が経過しています。
しかも油+水でかなり手強い。
いつもの方法じゃダメかなと思い、今回はウタマロ石鹸を使用してみました。
汚れに直接つけてつまみ洗いしてみましたが、全く歯が立ちませんでした。
気を取り直して、今度は重曹。
たっぷり乗せてしっかり時間を置きます。洗ってみると一見シミが消えたように見えましたが、乾くとまた復活してしまいました。
これは困ったとネットで検索。すると「メイク落としのクレンジングが良い」という記事が。
乾いた状態でシミの上にクレンジングオイルをたっぷり注ぎ、歯ブラシでトントンと叩きます。
30分ほど置いたらぬるま湯で泡が出なくなるまですすぎます。これで完了。
ドキドキしながら干し、翌朝見てみると…。
見事にシミが消えていました〜!!すごい!
かなり時間が経っていたので、「もう完璧には落ちないかなー、8割落ちれば合格かなー」などと妥協点を探っていたのですが、そんな心配はご無用。すっかりキレイになり大満足です。
クレンジングはそのへんのドラッグストアで売ってる500円くらいの安いやつです。
これは洗濯用に1本常備しておいてもいいかもしれない。
今回初めてクレンジングオイルの染み抜きに挑戦してみましたが、調べてみるとけっこうポピュラーな方法のようです。
どうして今まで知らなかったんだろう…?
まだやったことはありませんが、最終手段のひとつとして煮洗いとううものもあるようです。
綿や麻などの植物性のものに限りますが、沸かしたお湯に粉石鹸を溶かし、そこに衣類を入れて10〜15分ぐつぐつ煮る。シミが取れたら軽く冷ましてすすぎ。
変色や縮みがちょっと心配ですが、こちらもいつか試してみたい。
これだけシミ抜きの極意をマスターしておけばもう怖いものはありません。
これからも遠慮なく白い服を着るぞー
感謝日記
仕事で良い成績が取れた。
気になっていたお店のカヌレが買えた。
久々にプロクリエイトでイラストを描いた。