30日間チャレンジブログ

40代主婦が綴る小話。

健康食品

毒母が、もう何十年も心酔して摂り続けている健康食品があります。
決して安いものではなく、一か月1万5千円くらいかかってるはず。

 

人によって合う・合わないがありますし、わたしはその製品について詳しく知らないので否定も肯定もしませんが、それを毒母に無理やり飲まされていた頃に効果を感じたことは一度もありません。

 

その製品自体がどうこうと言うより、毒母にそれを勧めてきた人物がわたしは大嫌い。

 

いい年して気に食わない人を苛めるロクデナシで、同じ宗教組織にいるのが恥ずかしくなるような女です。

相当嫌われていたわたしは、あからさまに無視をされたり悪口言いふらされたりしてましたが、毒母はその人の金魚のフンで、何から何まで言いなりになっていました。
気持ちの悪い話ですが、その人がわたしのことを悪く言うと毒母はそれを信じてわたしを責めるんですよね。事実は違うといくら説明しても「あの人に誤解をさせるようなアンタが悪いに決まってる」の一点張りで、決してわたしの味方にはなってくれませんでした。

スクールカーストみたい。

ですが、時代と共にそういう傾向は薄れてゆき、その人の及ぼす力も弱くなっていきます。

以前は「わたしに逆らったらこのグループにいられないようにしてやる」と脅して仲間をコントロールしていたのに、今や誰も言うことを聞きません。「ああそうですか。やってみれば?」という反応ばかり。

徐々に居場所がなくなり居心地の悪さを感じたのか、数年前に行先も告げずどこかへ引っ越していきました。

 

その人が件の健康食品を毒母に勧めていたわけです。

金魚のフンとして心酔している毒母は「あなたが引っ越したら健康食品が買えなくなる。それは困るわ。」と相談。すると、
「実は、あなたの他にもそう言ってくれる人が何人もいるの。もしよければ、あなたの家に毎月まとめて送るからみんなに配って集金してくれないかしら。」

という話を持ちかけてきました。
わたしはそれを聞いて不思議に思い、「その人じゃなく、販売している会社から直接送ってもらえば?その方が時間も送料も節約になるし、集金や送金の手間も省けるでしょう。」と提案。
同意した毒母が再度その人へ相談したのですが、
「違うの。わたしを通さなければその価格で販売できないのよ。わたしがうんと交渉して安く仕入れてるんだもの。それに、わたしを経由した方が送料も安いのよ。わたしに利益はないの。全部みんなに還元してるんだから。」という返事だったそうです。


いやいやいや、おかしいでしょ。

 

実は、わたしがそこに疑問を感じたのには理由があります。
その人とは全く関係のない経路で同じ健康食品を買っている知人がこの製品のビジネス形態に通じており、「あの人かなり儲けてると思うよ。」と教えてくれていたのです。

 

つまり、毒母は無償でその人のために事務作業をしている、と。

でもまあ、毒母はそんなこと言って通じるような人間ではありません。
「あの人は利益なんて絶対取ってない!だからわたしもお手伝いをさせてもらってるんだ!」の一点張り。信じたいものしか信じないんです。
今日もせっせと梱包して他の利用者に運んだり、集金だの入金だのに勤しんでいるようです。
わたしに実害があるわけじゃないし、もういいや。放っておこう。

 

ちなみにこの健康食品、どんなにググっても情報がほとんど出てきません。
これをビジネスとして運用しているという情報も全くヒットしません。
でも、実際これで利益を出している人はいる。
悪い商品ではないと思います。実際に効果があって元気になった人が身近にいますし。

 

こういう類の健康食品てけっこう多いんじゃないかなぁ。

インターネットが普及するより前から販売されている健康食品はすでにネットワークが確立されていますし、作り手も売り手も高齢のためECまで手が回らないというのが実態のようです。

インターネットで調べれば何でも分かると思われる昨今ですが、意外とそうでもないのかも。

 

余談ですが、毒母が慕っているこの人物、たまにこちらに帰省しているようですが仲の良い友人にしかそれを知らせていないようです。そして毒母には一切連絡がきません。どう見てもうまく利用されてるだけですが、毒母は全く気付いていません。
「コロナだから気を遣って会わないようにしてくれてるのよ。」だそうです。
おめでたい人ですね。だから自分が毒母であることにも自覚がないのでしょう。

 

昔は宗教の仲間内でこのようなネットワークビジネスが盛んに行われていましたが、今はそうでもないかも。


アムウェイニュースキンニューウェイズハーバライフシナジーなど有名どころの製品はちょこちょこ買ったり頂いたりして使ったことがあります。
海外に長期滞在していたときは地元の製品が怪しかったので、安心できるこれらのメーカーを使っていたこともありました。
インターナショナルなブランドはこういうときに便利ですね。
今は利用してませんけど、チャンスがあればまた試してみてもいいかなーくらいに思ってます。

 

品物が自分に合うかどうかは、人に勧められてではなく自分で判断するものだと思います。
強く売り込んでくる人にはきちんと「NO」と言いつつ、良い物を見極めていけるようになりたいものです。

 

感謝日記
散歩中に見たお庭が素敵だった。
ツナマヨおにぎりが上手にできた。
クチコミ投稿でPayPayポイント500円分ゲット。